チョンブリー県サンスク市における 高齢者健康増進のための機材整備へ支援

 

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「チョンブリー県サンスク市における高齢者健康増進のための機材整備計画」にかかる総額905,000バーツの支援を決定しました。

平成30年2月5日、在タイ日本国大使館において署名式が実施され、佐渡島志郎大使とサンスク市行政機構のナロンチャイ・クンプルーム市長、および関係者が出席しました。

本計画の支援対象地であるチョンブリー県サンスク市は60歳以上の高齢者の割合が15%となっています。近年は社会環境の変化から、日中ひとりで在宅しなければならない独居老人や高齢者世帯が増加しており、これらに対するサービスの拡充が重要となっています。

サンスク市行政機構では高齢者支援として各地域でアクティビティ活動を実施していますが、固定の実施場所と移動手段がないので、多くの高齢者が活動に参加できず十分に支援が行き届いていません。 同市行政機構はこの現状を改善するため、高齢者が日中集まり、健康活動やリハビリテーションなどを行える場所を提供するためのデイケアセンター開設を目指しています。デイケアセンターが開設されることで、元気な高齢者からリハビリテーションが必要な要援護高齢者まで幅広い住民がサービスを受けることが可能となります。

本計画は、デイケアセンターで使用するリハビリ・運動器具を整備することにより、高齢者の健康維持・向上および社会参加が促進され、高齢者の生活の質向上に寄与するものです。また、同地はJICA草の根技術協力のパイロットサイトであり、高齢者支援におけるネットワーク構築や人材育成にも取り組んでいることから、相乗効果が期待できます。加えて、タイ国トヨタ自動車株式会社との連携によりデイケアセンター利用者専用の送迎車輌1台とドライバーの運転教育研修の無償支援を受けることが決定しており、これまで移動手段に問題を抱えていた高齢者も支援を受けることが可能となります。

今回、日本政府は本計画が人間の安全保障の観点から必要性が高く、また、高齢化が進むタイにとっても高齢者福祉事業の充実は喫緊の課題であるので、草の根・人間の安全保障無償資金協力で支援する意義は大きいと判断し支援を決定しました。

 

2018年2月20日 タイ自由ランド掲載

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