外国人旅行者向けのストリートフード、ヤワラート、カオサンを指定

タイのよさはストリート・フード、という海外の声もあり、タイの屋台は世界の旅行者に魅力があるといわれるが、それは屋台が、タイ人の生活の一部で、普段の生活の中に屋台のある姿が、外国人旅行者を引き付ける部分もあるだろう。
タイではその屋台の規制に向いているが、世界で賞賛されている「タイの屋台」について、知名度の高い2通りで「ストリートフード」として、外国人旅行者などへの誘致の戦略として計画が進められている。
バンコク都知事によると、タイ観光庁の肝いりで、ヤワラート(チャイナタウン)通りとカオサン通りで、ストリートフードを展開するとしている。

外国人旅行者にも知られた2地域で、バックパッカーなどの宿が多いカオサン通りでは、午後6時から午前2時まで通りを閉鎖して屋台出店を許可する。

一方、ヤワラート通りは午後6時から深夜0時にかけて左側車線のみ閉鎖する。
屋台の大きさや種類などは規制するとしており、また、皿洗いや食事のカス、排水などは厳禁としており、事前に販売者の研修なども義務付け、食品販売許可の取得が必要としている。
また、すべての店で値札を付け、値段を明らかにし、また中国人旅行者の多いヤワラート通りでは、中国語での表示も勧めている。
なお、外国人が販売することについては、「屋台業務はできない」ため、取り締まりの対象になる。
この5月末より開始する見込み。

2017年5月20日 タイ自由ランド掲載

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