ライチを商標登録で、200バーツが1000バーツに
ちょうど、雨が降り始める今の時期から、タイのくだものがいろいろ出回るが、リンチ―(ライチ)については、商標登録をしたGIマークのものが、何と1㌔200バーツだったのが、1㌔1000バーツまで高騰しているという。
これは、バンコク都のジョムトーン区とラーブラナ区で生産されているリンチー・バンクンティアンというもので、この3月にGIマークを取得したが、約22人の農家らが生産しているものだという。
クオリティーが高く、甘いのが特徴。市場にはあまり出回らないため、GIマークを取得してから1㌔500~1000バーツに高騰している。
そのほか、この3月に同じくGIマークを取得したのは、ラムット・バーンマイ、ソム・バンモットだが、現在まで、59県で87品目のGIマークを取得しており、地域の活性化にもつながるため、全県でのGIマーク取得を目ざしているという。
2018年4月20日 タイ自由ランド掲載
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バンコクのジョムトーン区とラーブラナ区といった、そんなにバンコク中心から離れていないところで、リンチーが栽培されているのは知りませんでした。ナラティワート通りに平行して、ナン・リンチーという通りがありますが、昔はその辺でもリンチーを作っていたのかもしれません。
日本の果物も産地や種類などによって高価なものがあるので、タイでも果物のブランド化が進んでいくんでしょう。同じ畑で取れた形の悪いものや小さなものが安く出回ったりするようになるんでしょうか。