バンコク都内の路線整備で、モノレールは3年で完成へ!

 

バンスー~ランシットの路線については10駅が予定されており、工事は55%の進捗状況で、2020年のオープンを目ざしている。

続いて、昨年から工事が始まった、地下鉄のタイ文化センターからミンブリーの路線については、7.72%の進捗状況で、地下鉄と高架での建設となり、ラマ9世通りやラムカムヘン通りでは工事により渋滞は今後5年は続くものと思われる。オープンは2023年を目ざしている。

一方、ケーラーイ~ミンブリーの36㎞、30駅と、ラプラオ~サムローンの30.4㎞、23駅についてはモノレールでの建設となり、大幅に工期を短縮でき、両方ともすでに工事が始まっており、2021年のオープンを目ざしている。

一方、トンブリー側の、BTSクルントンブリー駅からクロンサーン市役所までの1.8㎞については、モノレールでの建設で、2019年の完成を目ざしている。チャオプラヤー川沿いで、タイ政府のバンコク展望タワーや、高島屋が入居するアイコンサイアムのオープンに伴って、その足として建設されるものだ。

そのほか、内閣の承認や入札が行われる段階の路線については、タオプーン~ラーブラナの23.6㎞については地下鉄10駅、高架7駅で、工事の入札の段階で、2024年のオープンを目ざしている。
また、タイ文化センター~バンクンノンの13.4㎞については、地下鉄11駅で、2025年のオープンを目ざしている。

さらに、バンケー~プッタモントンサーイ4の8㎞については、高架4駅で2025年のオープンを目ざす。

そのほかには、バンスー~ランシットの延長のランシット~タマサート8.9㎞、タリンチャン~シリラート5.7㎞、タリンチャン~サラヤー14.8㎞については今年の入札を予定しており、そのほか、サムットプラカーン~バンプーの路線も計画されている。

 


 


バンスー、タオプーンからの延長については、チャオプラヤー川を渡り、渋滞が激しいチャランサニットウォン通りを通り、ヤンヒー病院やピンクラオ、そしてタイ文化センター行きへの乗り換えがあるバンクンノン駅、さらにターミナルとなるタープラ駅へと向かい、すでにほぼ工事は終了しているが、路線の電気系統の整備などで時間がかかり、オープンは2020年となる見込み。

 


 

BTSスクムビット線の延長では、スクムビット通りをサムットプラカーン県に向かう高架路線で、すでにサムローン駅はオープンしており、残りの駅は今年末にはオープンの見込み。さらに今後、バンプーまでの5駅が建設される予定で、バンコクに出かけるのが容易になる。

 


 

地下鉄フアランポーン駅の延長については、2019年のオープンを予定しており、チャイナタウンなども通り、チャオプラヤー川を地下で渡り、タープラ駅の手前から高架になるが、それまでの地下鉄4駅については、今までにない豪華な造りとなるとしており、ワットモンコン駅はモンコン(竜)をイメージしたものとなる。川向こうではタープラ駅で乗り換えができ、バンワー駅では現在のBTSと乗り換えとなり、この路線の主要道路はペットカセム通りを通る。近い将来にはプッタモントン・サーイ4までの延長が予定されている。

 


 

2018年5月5日 タイ自由ランド掲載

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