次々に高層コンドー建設、マッカサンの開発を待つ

次々に高層コンドー建設、マッカサンの開発を待つ
ラマ9世通りを挟んだソイから見ると建設中のコンドミニアムがまるで壁のように立ちはだかる
マッカサン駅と開発区域。まだ広い更地が広がっている。

大規模な都市開発が計画されているラマ9世駅とマッカサン駅。

1㎞ほどしか離れていないこの2駅の間には、高層コンドミニアムが続々と建設されており、まるで摩天楼の様な光景になってきている。

猛スピードで景観が変わって行く、ラマ9世駅とマッカサン駅の周辺を歩いてみた。

ラマ9世駅を出ると、個性的な造形の高層ビルGタワーがあり、背後にはユニリーバの本社ビルと広い更地がある。

ラチャダーピセーク通りとラマ9世通りの大きな交差点へ出ると、目の前にいくつもの巨大なコンドミニアムが、まるで壁のように立ちはだかっている。

中でも目を引くのは、交差点のコーナーに、現在建設中のアシュトン・アソーク・ラマ9だ。

47階と50階からなる高級コンドミニアムで1㎡約23万バーツという豪華な物件。まだ全容はわからないが、その大きさには圧倒される。

ラマ9駅から目と鼻の先にあるが、大きな交差点を横断しなければならないので、信号で待たされると少し時間がかかる。

隣には今年完成したばかりの38階建てのザ・ライン・アソーク・ラチャダーがあり、1㎡18万バーツほど。

いずれ改善されると思うが、コンドの前のラマ9世通り沿いの歩道は、とても狭くて歩きにくい。ベビーカーは難しいだろう。

通りを挟んだ反対側は、まだローカルな市場などが残っているが、将来的には開発されると思われる。
交差点周辺は、交通量が多く、建設中のコンドミニアムへのトラックの出入りも多いので、非常に埃っぽい。

ラチャダーピセーク通りを、マッカサン駅に向かって運河を渡ると、右手にコンドミニアムが3棟並んでいる。

来年完成予定のライフ・アソーク・ラマ9は、42階と46階建ての2棟からなる巨大なコンドミニアムだ。

ここからだとマッカサンの開発区域は、歩いてすぐで、将来的に有望なロケーションといえる。

 

現在1㎡14万バーツほどだが、今後開発が進めば、値上がりが期待できる。

497ライもあるマッカサンの開発区域は、まだ駅があるだけで、だだっ広い更地になっている。

マッカサン駅はスワンナプーム空港からエアポートレイルリンクで25分ほどで、駅と一体となった巨大なショッピングモール、オフィス、ホテル、公園などの開発が、来年から始まる予定だ。バンコク中心部で、最大規模の開発が注目されている。

またマッカサン駅の周辺の開発は、スワンナプーム空港からバンコクへの玄関口としてでなく、EEC(タイ東部特区経済回廊)の根幹事業である、ドンムアン空港~スワンナプーム空港~ウタパオ空港を結ぶ、壮大な路線の開発とセットになっている。 

2019年11月5日 タイ自由ランド掲載