【なつかしい記事】建設労働者はどこに住む?

建設労働者が夕方帰る

オンヌット駅周辺は高層のコンドミニアムがバンバン完成し、それなりの中流階級以上のタイ人らも増えてきています。

そんなコンドミニアムが立ち並ぶ横に空き地があり、以前は草がぼうぼうと生い茂っていたのですが、今はプレハブが立ち並び、建設労働者のミャンマー人らが住んでいます。おそらくは住居登録もしていないし、本当はそこには住めないのでしょう。

しかし、近所のコンドミニアム建設のための、労働者のための仮住まい、ということでしょう。

見ていると、2年前にプレハブが建てられ今でもその状態。汚物などはたれ流しの状態で、まわりのコンドミニアムは、それなりに300~400万バーツはする部屋なのに悪臭が漂ってきては台無しでしょう。仮住まいといえ、2年たってもなくならないのがタイです。

さて、プロンポン駅の目の前でも現在、大型のオフィスビルなどが建設中ですが、そこで働く労働者は、いったいどこのプレハブで過ごしているのでしょう。

朝、どこからともなくやって来ますが、ソイの偶数からのようです。

夕方、現場での仕事が終わり、歩いて帰る労働者を見ていると、ソイ22をずっと歩いていきます。そうして、たどりついたのは中ほどにある大きな駐車場がある一角。シーロムサウナのあるところです。ここでプレハブ住まいをしているようです。

普通は建設現場の近くに陣取るのですが、プロンポンあたりはなかなかなく、歩くと20分以上はかかる場所に落ち着いたのでしょう。

2014年6月20日 タイ自由ランド掲載