【なつかしい記事】給料3万で所得税なし、日本人の高給も大幅減税?

個人消費の低迷で景気も悪いタイの中で、タイ政府は消費活性化のため、減税などの措置を取っているが、今回はまた働くタイ人に対して個人所得税の減税に踏み切ることになった。

タイ税務局長によると、改定案をこの3月に内閣にはかり、実施する予定という。今回は今までの一般控除6万バーツが10~12万バーツになる見込みで、一律に所得税が減税となる。

そのため、今まで給料額で22000バーツまでのタイ人は所得税がかからなかったが、3万バーツまでの給料で所得税がかからなくなる。

また、累進課税の方式で高給により多くの所得税を払っている日本人ビジネスマンも減税になる見込みだ。

ところで、タイでは現在、3900万人のタイ人が働いているが、そのうち、所得税の申告をしているのは900万人のみ、といわれる。さらに実際に所得税を払っているのはそのうちの300万人ほどだという。

2016年3月20日 タイ自由ランド掲載

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