【なつかしい記事】マッサージのチップは20~50バーツ

先日、タイ古式マッサージ店の日本人オーナーに話を聞く機会があり「ところで、お客さんはチップをどれくらい払うんですか?」というのを聞いたところ、渋い表情で、最近はチップを払う客は少ないんです、と返ってきた。

日本人の駐在員は100~200バーツほどは払うが、主婦になると、20~50バーツが普通。同じく、日本人などの旅行者なども、ガイド本などで指南しているせいか、チップは20~50バーツほど。最近は中国系などの旅行者も来るが、マレーシア人はチップがない、シンガポール人は、払って!と言えば払ってくれる、という感じだそうだ。

2時間の古式マッサージの料金は400バーツほどだが、そのうち、マッサージ師に分配されるのは120バーツほど。それとは別途にチップはもらえるわけだが、それが20バーツほどなら、1人の客での収入は140バーツとなり、1日に2人しか客を取れないと280バーツほどで、タイ人の最低給料の300バーツにも達しないということになってしまう。

まあ、20バーツしかチップを払わないという客がいるなら、もしかして自分のマッサージの腕が悪いのかな、と疑ってみてもよいとは思うが。
(M)

2015年12月20日 タイ自由ランド掲載