【タイの田舎の小さな家から】バンコクで見つけた至高のモンブラン
今回の記事では、私の"モンブラン遍歴"をご紹介しています。料理音痴の私がなぜこんなにモンブランに執着しているのか…それはぜひ記事を読んでのお楽しみ!
バンコクの街も、私の舌も、この20年でずいぶん成長しました(笑)。でも変わらないのは、本当に美味しいモンブランに出会えた時の感動。
皆さんも、人生最高のモンブランに出会えますように🌰✨
#バンコクグルメ #モンブラン #スイーツ男子 #海外生活 #タイ在住
こんにちは、バンコク在住歴20年のモンブラン愛好家、ちゃんもんです。今日は、私の第二の故郷となったこの街で見つけた、絶品モンブランについてお話しします。
20年前のバンコクとモンブラン
タイに来た当初、正直に言って、モンブランどころか上品な洋菓子を見つけるのも一苦労でした。当時のバンコクといえば、カオニャオマムアンやルークチュップなどのタイスイーツが主流。日本やフランスのような繊細な洋菓子店なんて、高級ホテルの中にしかありませんでした。
そんな中、私のモンブラン探しの旅が始まったんです。正直、自分で作れたら苦労しないんですけどね。料理音痴の私には、モンブランを作るなんて夢のまた夢。だからこそ、美味しいモンブランを求めて街中を歩き回ったんです。
バンコクのスイーツシーンの変遷
ここ20年で、バンコクのスイーツシーンは劇的に変わりました。
1. 2000年代初頭:日本食ブームの始まり。寿司や日本食レストランが人気に。
2. 2000年代後半:日系ベーカリーの進出。メロンパンやあんパンが話題に。
3. 2010年代:本格的な日本式洋菓子店の登場。ショートケーキやプリンが人気に。
4. 2015年以降:タイ人パティシエによる創作スイーツの台頭。タイの食材を使った斬新なケーキが次々と登場。
そして、ついに私の長年の夢だった、本格的なモンブランにも出会えたんです。
カスタードナカムラとの運命の出会い
以前、スクンビット・ソイ33/1を歩いていた時、ふと目に入ったお店があります。それが「カスタードナカムラ」でした。最初は名前に惹かれて入店したんですが(同姓だったので)、そこで運命の出会いが待っていたんです。
カスタードナカムラのモンブラン
正直、期待はしていませんでした。だって、バンコクで20年。そりゃあ、ガッカリした経験が山ほどありますからね。
でも、一口食べた瞬間、目から鱗が落ちました。
1. 栗の風味:ほんのりと甘く、でも栗本来の味わいがしっかりと感じられる。
2. 食感:外はサクッ、中はしっとり。絶妙な食感のハーモニー。
3. 甘さ加減:日本人の口に合う絶妙な甘さ。タイのスイーツにありがちな過度の甘さはなし。
20年間追い求めていた味。そう、これこそが私の求めていたモンブランだったんです。自分で作れないからこそ、プロの技が光る一品に出会えた喜びはひとしおでした。
タイの食材を使ったモンブランアレンジ
カスタードナカムラの伝統的なモンブランも素晴らしいのですが、タイ在住が長くなると、やはりローカルな味も恋しくなります。そこで、私が長年の食べ歩きで発見した、タイならではのモンブランアレンジをご紹介します。
1. ココナッツモンブラン @ After You:
タイの国民的デザートカフェ「After You」で出会った一品。栗のペーストにココナッツクリームを加え、ほんのりエキゾチックな風味に仕上げています。
2. マンゴーモンブラン @ Karmakamet Diner:
アソーク近くにある隠れ家的カフェの季節限定メニュー。旬のナムドックマイマンゴーを使用し、栗との相性が抜群です。
3. パンダンモンブラン @ Hands and Heart Cafe:
オーナーがパティシエでもあるこのカフェでは、パンダンの香りをまとった鮮やかな緑色のモンブランが楽しめます。エキゾチックな見た目と香りが印象的。
バンコクでモンブランを楽しむコツ
20年の経験から、バンコクでモンブランを最高に楽しむためのコツをお教えします。
1. 季節を味わう:
タイには四季がないと思われがちですが、実は微妙な季節の変化があります。11月〜2月の涼しい季節にモンブランを食べると、日本の秋の味わいを感じられて格別です。
2. 時間帯にこだわる:
バンコクの湿度は高いので、ケーキの食感が時間とともに変わります。私のおすすめは午前中。できたてのモンブランは格別ですよ。
3. ドリンクとのペアリング:
タイの暑さを考えると、モンブランには温かい飲み物よりも、アイスコーヒーや烏龍茶が合います。特にカスタードナカムラのモンブランには、彼らの檸檬タイ(レモンミルクティー)がぴったり。
4. 食べ歩きのすすめ:
バンコクの交通渋滞は有名ですが、その分歩く機会も多いんです。テイクアウトしたモンブランを、ベンチャシリ公園やルンピニー公園で食べるのも乙なものですよ。
最後に:バンコクで見つけた第二の故郷
20年前、バンコクに来た私。食を通じて、この街の変化を肌で感じてきました。
モンブランは単なるケーキではありません。それは私にとって、故郷の味であり、そして第二の故郷・バンコクの魅力そのものなんです。自分で作れないからこそ、プロの手による一品一品に出会える喜びがあります。
皆さんも、バンコクに来たら、ぜひモンブラン探しの旅に出てみてください。きっと、お気に入りの一品に出会えるはずです。そして、その過程で、この街の奥深さを発見できるかもしれません。
さあ、バンコクのモンブラン、食べに行きませんか?
ここがポイント