3空港を結ぶ高速鉄道2023年初めに工事へ!マッカサン地区の開発も始動!
コロナの期間中、3年間近く国同士の往来がスムーズに行かず、タイ東部経済回廊、EECのプロジェクトも停滞させられたが、タイ政府では3空港を結ぶ高速鉄道の計画をいち早く進めるため、2023年初めには契約の見直しを行い、早急に建設のため、マッカサン地区の土地の、民間への明け渡しを進めたいとしている。
この3空港を結ぶ高速鉄道は、EEC成功のカギを握るため、早急に進め、外国からの投資を促したい考えだ。
すでに建設については、タイ最大の企業 「CPグループ」が請け負うことが決まっているが、マッカサン地区の公道の問題などで、契約の見直しが必要としている。
CPグループでは、このプロジェクトで重要なマッカサン地区の開発について、一体化して建設する意向なのは明らかで、そのための契約見直しなども必要、ということになる。
EECへの企業誘致は、コロナ前から徐々に進んでいるが、このコロナあと、タイへの投資で信用を確立するため、政府上げてのインフラ整備で、3空港間の高速鉄道の完成が重要になる。
このたび、マッカサン地区のタイ国鉄道の用地の明け渡しが、タイ内閣で承認され今後、民間での開発が進む見込みだ。
3空港を結ぶ高速鉄道のターミナルとなるマッカサン駅周辺の開発も併せてCPグループが行うことが決まっている。
ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港を結ぶ高速鉄道は、タイ東部経済回廊(EEC)の核にもなるもの。
時速250㎞ほどの 高速鉄道で、ドンムアン空港からウタパオ空港までを1時間50分で結ぶ。その区間にできる駅は9駅。ちなみにマッカサン駅~パタヤ駅の運賃は379バーツを想定している。
コロナ期間があり、工事は大幅に遅れる模様だが、当初の2026年の完成もずれ込みそうだ。
タイ東部経済回廊 、EECの外国企業の誘致では、バンコクからも近くて、タイ人の労働力も見込まれるチャチェンサオ、チョンブリー、ラヨーンの3県をEECのための投資場所として設定し、誘致を促すもので、同地区の賃金も最低賃金がバンコクの1日353バーツに対して、チョンブリー、ラヨーン県が1日354バーツなど、同地区で働くタイ人を意識したものになっている。
またこの地区のシラチャーには、在住日本人も多く、すでに周辺の工業団地などで働く日本人が多数滞在している。また、デジタルパークなどでの企業集積も進む。
そのほか、エンターティメント地区として、パタヤにも近く、欧米人も多く在住している。
2022年11月5日 タイ自由ランド掲載