出来ないことはきちんと理由も説明します

最近、ピックアップトラックの荷台にローラー式で開閉が出来るトノカバーを取り付けました。開けていると、背の高い家具や嵩張る荷物も積むことが出来ますし、閉めれば鍵もかけられて防犯にも役立つし、何より荷物が雨に濡れることも無くなるのが良いと思い取り付けましたが、実際には雨が降ると何処からか水は中まで浸透してきます。非常に残念です。

私の勉強不足と言われればそれまでなのですが、今回取り付けたトノカバーを見つけたのはユーチューブでの動画で、その中ではタイ人技術者が自信満々に「見てください。カバーの上から水を撒いても中は全く濡れていません」といったプレゼンをしているのです。それは信じてしまいます。構造としても私の求めているものでしたので、「これは良い」と飛びついてしまいました。ただ、よくよく考えてみると、私の経験からも、タイでは誇大広告は当たり前ですし、ほぼ嘘に近い宣伝文句も普通です。「出来ます」と言って出来ない事は日常茶飯事で、元々待ち合わせ時間に3時間遅刻しても「コートー」と言えば許される社会なのですから、信じた私が馬鹿だったのでしょう。

その後、色々と調べてみると元々ピックアップに付けるトノカバーは雨水が多少は入るのが当たり前のようで、日本の販売サイトなどでは商品説明の最後の部分に、雨水が多少は入るという注意書きがされています。そうと知っていれば取り付けはしなかったのですが。事前の情報収集が如何に大切か改めて思い知らされました。

タイの内装業界でもよく似た事はあります。「こういう風にしたい」と言うと「オーケー、オーケー」と言いながら、出来上がったものが全く違ったり、文句を言うと次の日から来なくなったり、「直すのなら追加料金が掛かる」と言ったりはよくあります。仕事を取る為には、正直に「出来ません」「意味が分かりません」と言ってはいけないとでも思っているのでしょうか。

弊社は違います。いかにお客様のご要望でも出来ない事はきちんと伝え、またその理由もご理解頂くまで徹底的に説明します。安全・安心の内装施工は是非「コーサクセス(タイランド)」まで。詳細は下の広告まで。

 

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2021年10月5日 タイ自由ランド掲載