マッサージ店がオープン! 銀行借り入れできず、高利貸し使う

9月からの店のオープンで意外だったのは、マッサージ店などのオープンが許可されたことだろう。長らくオープンできないマッサージ店の切実な声をタイ政府がくみ取ったともいえる。

郊外のマッサージ店で、50歳代のタイ人女性オーナーは、コロナ前までは1ヵ月6万バーツほどの収入があって、コロナ禍ではここ数カ月、店を閉め、それでも家賃1ヵ月5,000バーツを払い続けていた。この9月1日からオープンできるようになり、スタッフにアンティジェンテストキット(ATK) を受けさせ、2回のワクチン接種も済ませ、さらにアルコール消毒などの備品を購入し 、ATK も購入した。

現在、高利貸しでお金を借りているため、それを銀行借り入れに変えたいが、銀行ではステートメントがないと借りられないという。

現在は1時間200バーツのフットマッサージのみだが、まだ店を閉めておくよりもよい、などと話しており、早くタイ古式マッサージのサービスができることを待っている状態だ。

2021年9月20日 タイ自由ランド掲載

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