不動産大手オリジン社が開発以外に健康事業も 、シラチャーで豪華サービスアパート
長びくコロナの状況で、タイ不動産市場は低迷しており、大手不動産開発ディベロッパーの オリジンプロパティー社も「今後の収入を不動産開発だけに頼らずに進めていく必要がある」とピラポンCEOは話している。
同社はこの12年間の間にコンドミニアムや建売住宅で、パークオリジン、ナイトブリッジ、ケンシントン、ハンプトン、ブリタニアなどのブランドでそれぞれ開発しているが、このコロナで売り上げが大幅に減少しており、「以前と同じように開発だけにたよってはいけない」と述べている。
2020年の収入は109億バーツで、今年の収入は140億バーツが目標だが、今年2月には野村リアルエステートと組んだコンドミニアムを2件発表し、また東急ランドと組んだ「ワンパヤタイ」はBTSパヤタイ駅の近くに、オフィス、コンドミニアム、ホテルの複合施設の建設を発表している。
そのほか、ピラポンCEOによると、「コロナあとの健康事業」「賃貸、サービス事業」を視野に入れており、サミティベート病院と組んでウェルネスレジデンスやヘルスケアセンターなどの建設も計画している。
そのほか、ドゥシタニーグループと組んだハンプトンデラックス・オーシャンシラチャーは、シラチャーの市内の2ライで5ツ星のサービスアパートを14億バーツをかけて建設する。EECによる経済発展が見込まれる地域で、すでに70%売れている状況という。価格は319万バーツから。
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