外国人は中国人が多数、タイのコンドミニアム購入

コロナ前までは中国人観光客が多かったBTSプロンポン駅周辺

外国人にも人気のあったタイのコンドミニアム購入だが、昨年3月末より、タイに入って来れない状態で、その後、徐々に外国人の往来もあるが、今年の不動産市場は、タイ国内にいるタイ人向けとなるため、新規物件を控えるディベロッパーも多い。

タイ不動産情報センターなどによると、昨年の外国人のコンドミニアムの購入については、1年で8285件だったとしており、前年比35.3%減。3月末よりタイに入って来れず、譲渡できない状態などもあり、停滞しているが、昨年後半は徐々に持ち直してきた。

昨年1年で外国人の購入で一番多い地域は①バンコク57%②チョンブリー24.9%③プーケット4.7%。

また、外国人で一番多いのは①中国63.4%②ロシア4.7%③フランス3.4%で、外国人では圧倒的に中国人の購入が多いのがわかる。

このため、タイでも今後、中国人の隔離なしの入国をいち早く行うことが経済活性化につながるとしている。