コロナ禍のバンコク
外国人のためのエリートカードを発行するタイランドプリビレッジカード社が、低迷している不動産売買の活性化のため、外国人に対して1000万バーツ以上のコンドミニアムを購入するケースなどで、エリートフレキシブルワン(Elite Flexible One)のカードを発行し、5年間のビザ付与などを2021年1月から2022年12月まで実施する件について、各大手ディベロッパーもすでに建設を終えた建物で対象となる物件をしぼり込んでいる。
オリジンプロパティー社は、パークオリジンやナイトブリッジ、ザ・オリジンなどで同カードの対象物件を選定している。
また、 アナンダーディベロップメント社も、アシュトンアソークやアシュトンレジデンス41、アシュトンシーロムアイディオ、 アイディオQスクムビット36などが対象となる。
そのほか、APタイランドは、LIFE物件やアスパイヤ物件など。ライモンランド社は The LOFT SILOMやThe Riverなど。
大手コンサルティング会社によると、昨年新規に売り出された1000万バーツ以上の物件は1万6033ユニットあり、そのうち1万1355ユニット、70%が売れ、残っているのは4678ユニット、29%で、場所はスクンビット、シーロム、サートン、プルンチット、チットロムなどとなっている。
タイランドプリビレッジカード社では、外国人向けのこのエリートカード付帯の件では2年間で100ユニットの販売を目ざすとしている。
2021年2月5日 タイ自由ランド掲載
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