
Day13
税金・社会保障・年金はどう変わるのか?
― 同性婚で“家計”はどう扱われる? ―
Day13 では、
タイで同性婚が成立した場合、
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税金はどうなる?
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社会保障は使える?
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年金は引き継げる?
といった、生活と直結するお金の話を整理します。
理想論ではなく、
「実際に暮らすとどう変わるか」目線で見ていきましょう。
1️⃣ 税金:配偶者として扱われるようになる
💸 ① 配偶者控除・扶養控除
同性婚が成立すると、
税制上も 「配偶者」 として扱われます。
つまり、
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配偶者控除
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配偶者を扶養している場合の控除
👉 これまで同性パートナーでは使えなかった制度が
正式に適用対象 になります。
特に、
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収入差があるカップル
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一方が家事・介護を担っている場合
には、大きな変化です。
🏠 ② 不動産・相続に関わる税
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配偶者間の財産移転
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相続時の税率
も、赤の他人扱いではなくなるのが重要な点。
👉 同性婚以前は
「長年一緒に住んでいても他人」
という扱いだった部分が、法律上クリアになります。
2️⃣ 社会保障:配偶者として守られる
🏥 ① 健康保険・医療制度
結婚していれば、
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配偶者としての医療給付
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公的医療制度での扱い
が認められます。
👉 入院・治療・給付申請の場面で
「家族ではないので…」と言われることがなくなります。
🧾 ② 公的支援・福祉制度
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低所得者向け支援
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災害時の補助
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住宅関連の公的制度
なども、
「世帯」単位で判断されるケースが増えます。
👉 これは、特に地方在住者や高齢カップルにとって重要です。
3️⃣ 年金:かなり現実的で大きな変化
👵 ① 遺族年金の対象になる
同性婚が法的に認められることで、
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配偶者死亡時の遺族年金
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一定条件下での受給権
が発生します。
👉 これは「安心感」がまったく違います。
⏳ ② 老後の生活設計がしやすくなる
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老後の医療
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生活費
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介護
を、
「個人」ではなく「夫婦」として考えられるようになります。
4️⃣ 注意点:まだ発展途上の部分もある
正直に言うと、
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実務の現場
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地方の役所
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一部の制度運用
では、
理解が追いついていないケースも想定されます。
👉 法律は先に進み、
社会がそれを追いかけている段階です。
Day13 まとめ
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Tensui-
同性婚により、税制・社会保障・年金で「配偶者扱い」になる
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控除・医療・遺族年金など、生活防衛力が大きく向上
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老後や万が一への不安が、制度的に軽減される
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ただし運用面では、今後の成熟が必要な部分もある
次回 Day14 では、
▶ 実際に同性婚したカップルのリアルな声・ケース
を紹介しながら、
制度と現実のギャップを見ていきます。ここからは、
「法律」から「人の生活」へと視点を移していきます。 -