温泉、ソムタム、遺跡が楽しめるペチャブーンへの小旅行

以前に本紙で掲載した「ペチャブーンの温泉、バーンクルー」に実際に行ってきました。開発の仕掛け人である光富さんみずから運転してバンコクから2時間半ほど。

着いてみると、思っていたよりもこじんまりした敷地で、とってもアットホーム。オーナーのタイ人がいろいろ説明してくれて、源泉のお湯を見せてくれる。スゴイですね。湧き上がっているんですね!それも48℃で!

周辺の土地の人もいろいろ掘ったといいますが、湧き上がってこなかったようです。これはもう、このオーナーはラッキーとしか言いようがないような気がします。

オーナーいわく「ペチャブーンで唯一!」

この源泉を配管を通して、個室のVIPルームに持っていきます。源泉100%のお湯にそのままつかる! それこそが温泉でしょうか。

実際につかると、温度は42℃くらいに冷めていますが、最近あまり湯舟につかっていない自分にとっては熱い!

入れません。ということで、水を足して入りました。

光富さんが言うように、まずからだを洗ってからジャボン。しばらく入って外に出てまた入って、と繰り返します。効能でいうと、肌がすべすべになる!痛風、糖尿病、肝臓病、胆石、慢性胆のう炎、関節病、消化器病などにも有効。

昼間から温泉に入るのも気分はいいですが、湯上りに「一杯!」というのがあればもっとよかったですが、それはなし。

現在、日本人のために露天風呂もつくっているというから、それも楽しみですね。

ただ、やはり感じたことは、湧き上がった、とっても貴重な温泉なんだけど、その価値をあまり高めていないように感じました。もっと、ゴージャスなVIPルームで、湯上りのビールも用意して、スパもある! そんな非日常があればもっと「温泉」のありがた味も増すでしょう。

まだ素朴なんですね! だから、本当に温泉を知っている人には分かると思いますが、私のように、サウナも温泉もあまり変わらない、という人には難しいですね。

それでも、この湯に1日に1回、あるいは1週間に1回、入れたらなあ、とは思いましたがペチャブーンまで来るのは大変ですね。

さて、温泉のあとは、光富さんの案内で近くにあるペチャブーンで有名なガイヤーン(鶏の炭火焼き)の店「ブアトーン」へ!

大きな駐車場があり、確かに次から次へとタイ人客がやって来ていて、我々もまずはガイヤーンをオーダーしました。無造作にお皿にのせられたガイヤーンをほおばりました。

タイの鶏はどこで食べてもおいしいので、その違いがよくわかりませんが、しいて言うと、皮につけられた秘伝のタレでしょうか。あと、ペチャブーン特産のマカーム(タマリンド)につけて食べるんですね。こういう食べ方は初めてでしたね。

味でいうと、エカマイにあるイサーンの店のサバイチャイ・ケープタワンの鶏の感じでしょうか。もう少し洗練されていましたが。

続いて訪れたのは、クメール遺跡。ペチャブーンにもこんなところがあったんですね。とっても広くて、とっても静かで、11~12世紀ころに栄えていたというから、なかなか想像ができないですね。

そんな所を見て、日帰りでバンコクに戻りました。こんな日帰りツアーも楽しいですが、行ってみたいと思う人は光富さん℡089-053-6482まで連絡を!

2015年12月5日 タイ自由ランド掲載

→ 過去の温泉の記事

→ バーンクルーのfacebook

→ ソムタム、ガイヤーンのブアトーン

→ ペッチャブーン観光ランキング 10選