サイアムプレミアムが19日に空港近くにオープン
新型コロナで警戒が必要なこの時期に、タイでアウトレットモールがオープンする。
6月19日にスワンナプーム空港の近くのモーターウェイのそばで、「サイアムプレミアム・アウトレットバンコク」がグランドオープン。世界96カ所にアウトレットモールを展開するサイモングループと、サイアムパラゴンやアイコンサイアムを運営する サイアムピワット社によるもので、投資は100億バーツ。150ライの敷地で、世界ブランドなど200店をオープンし、5万㎡の売り場で、文字通り、新しいランドマークの誕生となる。
スワンナプーム空港のそばで、車で10分の距離。中国人観光客などを想定して計画されたものだが、今年は外国人の観光客が制限され、来年も以前と同じように観光客が戻るのは難しい。
そんななか、まずタイ国内のタイ人などをターゲットにしてオープンすることになる。
バンコクではすでに2019年8月にオープンしている 「セントラルビレッジ・ラグジュアリーアウトレット」がライバルとなり、どちらも空港近くに立地し、セントラルも御殿場プレミアムアウトレットなどを展開する三菱地所と組み、100ライの敷地で、235店がオープンし、バンナートラット通りからのアクセスとなっている。
どちらも当分は、外国からの観光客は見込めず、タイ人らの需要を見通している。
2020年6月20日 タイ自由ランド掲載