タイ国日本人会からクロントイ地区4団体へ 総額52万4,360バーツを寄付

日本人会からクロントイ幼稚園への寄付
日本人会からプラティープ財団への寄付

タイ国日本人会(所在地:タイ王国バンコク、会長:島田厚)は、3月19日(木)クロントイ地区を訪問し、クロントイ地区4団体へ総額52万4,360バーツを寄付させて頂きました。
 

贈呈式には、在タイ日本国大使館より小林広報文化部長、日本人会より島田会長、チャリティー運営委員会の西村委員長、富永理事が出席いたしました。
 

バンコクのスラムは、約2000カ所、人口約200万人以上と都市化が進むタイの大きな社会問題の一つとなっております。
 

今回の寄付金は、クロントイ・スラム地区の幼稚園運営や農村児童の研修キャンプ活動、青少年リーダー育成事業、非行防止のためのサッカー活動費に充てられます。

贈呈式の前にシーカー・アジア財団の八木沢ディレクターにクロントイ・スラムをご案内いただき、カンボジアはじめ移民の方も多く、今後立ち退きの問題にも直面しているというスラムの現状を視察することができました。
 

また、当地で40年前から活動を行っておりますプラティープ財団のプラティープ先生も贈呈式にお立合いいただき、スラムの問題解決には子供たちの教育が重要であり、日本人社会の寄付をタイの将来を担う青少年育成事業に有効に活用して頂くことをお話いただきました。

なお、日本人会では、昨年9月に実施された日本人会チャリティーバザーの純益金や企業・団体・個人様からの現金寄付を原資に、2019年度として総額1,376,660バーツ(約470万円相当)をタイ社会における福祉・孤児施設、NGO団体など13団体へ寄付することを決め、支援先に関しては、チャリティー基金運営委員会で厳正なる審議の上、決定させて頂いております。
 

タイ国日本人会では、これからも在タイ日本人社会を代表しまして、タイ社会への感謝の気持ちを込めて、社会貢献活動を展開していきます。