
「ガイ・ホー・バイ・トーイ」って知ってますか?
タイ語で「ガイ」は鶏、「ホー」は包む、「バイ・トーイ」はパンダンリーフ。
つまり直訳すると「鶏肉をパンダンの葉で包んだやつ」。
……だけど、そんな冷たい言い方ではもったいない!
ガイ・ホー・バイ・トーイは、まさに香りのサプライズ包み焼き。
見た目は、葉っぱにくるくるっと包まれた小さなチキン団子。ちょっとしたプレゼントみたい。
しかも、この葉っぱがただの飾りじゃないんです。揚げてる間に、あの独特なパンダンの甘く芳しい香りが、チキンにぐーっと染み込んで……。
ひと口かじれば、じゅわっとジューシー。
「えっ、なんでこんなに鶏がいい香りするの?」とびっくりすること間違いなし。
まるでタイの屋台にひとっ飛びした気分になります。
🌿そもそもバイ・トーイってなに?
バイ・トーイとは「パンダンリーフ」という熱帯植物の葉っぱ。タイではデザートにも、飲み物にも、香りづけに使われる万能選手です。
たとえるなら……
日本でいう「しそ」と「バニラエッセンス」の中間みたいな存在?
そう、香りは甘いのに草っぽさもある。このバイ・トーイ、油で揚げると香ばしさがさらに倍増。チキンが魔法にかかったように風味豊かになります。
🍽️ガイ・ホー・バイ・トーイのレシピ(約8個分)
材料:
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鶏もも肉:300g(一口大にカット)
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にんにく:2かけ(みじん切り)
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コリアンダーパウダー:小さじ1
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黒こしょう:少々
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シーユーカオ(白醤油でも可):大さじ1
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ナンプラー:大さじ1
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砂糖:小さじ1
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ごま油:小さじ1
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パンダンリーフ(バイ・トーイ):8枚(洗って柔らかくしておく)
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揚げ油:適量
つけだれ(任意):
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スイートチリソース or ホイシンソース
🧑🍳作り方
① 下ごしらえ
鶏肉に、にんにく・コリアンダー・こしょう・醤油・ナンプラー・砂糖・ごま油をもみ込み、30分〜1時間マリネしておきます。
② 葉で包む
マリネした鶏肉を1個ずつパンダンリーフでくるくるっと包みます。
おにぎりを作るような気持ちで。葉の両端を折って、中に鶏肉がすっぽり入ればOK。
※包み方は自由!タイ人でも結構アバウト。葉っぱがしっかり巻けていれば、味に支障なし。
③ 揚げる
中温の油で、葉っぱごとじっくり揚げます。葉が茶色くなり、チキンが香ばしく色づいたら完成!
トングでそっと取り出して、油を切りましょう。
④ 仕上げ
パンダンの葉ごと盛り付けて、お好みでスイートチリソースやナンプラーだれで召し上がれ!
👃おうちが一気にタイの屋台に
揚げたてのガイ・ホー・バイ・トーイは、とにかく香りがすごい。
パンダンの香ばしさと、鶏のうまみが混ざって、まるでバンコクの屋台に迷い込んだ気分。
冷めてもおいしいので、お弁当にもおすすめ。
葉っぱをほどくときのワクワク感もあって、子どもにも人気です。
😋まとめ:タイ料理の「香り担当」
ガイ・ホー・バイ・トーイは、派手じゃないけど、香りと包み方がユニークな隠れた名品。
レモングラスやバジルが主役になる料理が多い中、バイ・トーイの香りがじんわり主張してくるのがたまりません。
そしてこの料理、作る側もちょっと楽しいんですよね。
葉っぱを巻く作業は、ちょっとした手芸みたい。誰かと一緒に作ったら、きっと笑顔になります。
✍️SNS用コメント(例)
葉っぱの中に香りのごちそう!🇹🇭タイの「ガイ・ホー・バイ・トーイ」は、見た目かわいくて中はジューシー🐔✨一口食べるとバンコクの屋台がよみがえるよ〜。おうちでタイ旅行気分はいかが?🌿