【タイの田舎の小さな家から】タイに住んでから、あの本を思い出す コリン・ウィルソン『アウトサイダー』

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タイに住んでから、あの本を思い出す

コリン・ウィルソン『アウトサイダー』

タイに長く住んでいると、
ふとこんな瞬間、ありませんか?

そんなとき、学生時代に読んで
人生観をひっくり返された一冊を、よく思い出します。

コリン・ウィルソンの
**『アウトサイダー』**です。


学生時代、「これ自分じゃん…」と震えた本

この本を読んだのは、まだ日本にいた頃。
周りは就職、安定、将来設計の話ばかり。

でも正直、

「この世界、どこかおかしくない?」
「みんな、本気でこれを信じて生きてるの?」

と、心の中ではずっと思っていました。

そんなときに出会ったのが『アウトサイダー』。

読みながら何度も思いました。

あ、これ
俺のこと書いてるじゃん


ウィルソンの言う「アウトサイダー」とは?

アウトサイダー=
変人、問題児、社会不適合者。

……ではありません。

ウィルソンの定義は、もっと優しい。

つまり
感度が高すぎる人間です。

これ、海外に住んだことのある人なら
めちゃくちゃ分かると思います。


タイに住むと、アウトサイダー感が加速する

タイ生活って、気楽で楽しい反面、

という独特の「宙ぶらりん感」があります。

この感覚、
まさにアウトサイダー。

でもウィルソンは言います。

アウトサイダーは不幸な存在ではない
世界を別の角度から見られる人間だ

タイで暮らしていると、
この言葉の意味が、じわじわ分かってきます。


有名人だらけなのに、全員生きづらそう

この本に出てくるのは、

そうそうたる顔ぶれ。

でも、誰一人として
「リア充」じゃない(笑)

みんな孤独で、悩んで、
社会からズレている。

それでもウィルソンは断言します。

彼らは失敗者ではない
世界を見すぎてしまっただけだ

これを知ったとき、
肩の力が抜けました。


英文で全部読んでしまった理由

この本、実は日本語訳だけでなく
英文でも全部読みました

理由は単純で、
ウィルソンの言葉は「翻訳を通すと弱くなる」から。

英文のウィルソンは、

でも、それがいい。

20代前半で
こんな本を書いてしまう人間の
エネルギーそのものが伝わってきます。


今、タイで読むと、さらに刺さる本

若い頃は
「救われた」と感じた本。

今、タイで読むと
「答え合わせ」をしている感覚になります。

それ全部が、
アウトサイダー的生き方だったんだな、と。


タイ在住で「なんとなく違和感」を感じている人へ

Tensui

もしあなたが今、

  • 日本社会に戻る気がしない

  • かといって、完全にタイ人にもなれない

  • でも、この生き方を手放したくない

そう思っているなら、
『アウトサイダー』は今こそ読む価値があります。

この本は言ってくれます。

あなたは間違っていない
世界のほうが、少し浅いだけだ

タイの暑い午後、
エアコンの効いた部屋で、
コーヒー片手に読むには、
ちょっと刺激が強すぎるかもしれません。

でも――
だからこそ、面白い一冊です。

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