【タイの田舎の小さな家から】タイで作る日本料理 猫飯
深夜食堂の心温まる一品を、タイの田舎で再現してみました
2024年6月27日
調理時間:5分
1人分
タイの田舎の小さなキッチンで、心を込めて作る猫飯
タイの田舎で出会った、懐かしい日本の味
こんにちは!タイの小さな田舎町に住んでいる私が、今日は特別な日本料理をご紹介します。それは「猫飯」——深夜食堂でお馴染みの、シンプルだけど心に染みる一品です。
タイの暑い夜、クーラーもない小さな家で、ふと日本の懐かしい味が恋しくなることがあります。そんな時に作るのがこの猫飯。材料はとってもシンプルですが、作り方一つで驚くほど美味しくなるんです!
タイの地元のスーパーでかつお節を見つけた時の嬉しさといったら!現地の人に「これは何?」と聞かれて、必死に説明したのも今では良い思い出です。それでは、タイの田舎流の猫飯の作り方、じっくりとお教えしましょう。
猫飯って何?深夜食堂の名物料理
猫飯（ねこまんま）は、日本の庶民的な料理の代表格。熱々のご飯にかつお節をのせて、醤油をたらりと垂らすだけの超シンプルな料理です。名前の由来は諸説ありますが、「猫も喜んで食べそう」というところから来ているとか。
深夜食堂では、この猫飯が特別な思い出と共に描かれています。貧しかった時代の象徴でもあり、同時に温かい家庭の味でもある——そんな複雑な感情を抱かせる料理なんです。
深夜食堂の猫飯シーンを見てみましょう:
この動画を見ると、猫飯の魅力がよく分かりますね。シンプルだからこそ、素材の良さと作り手の気持ちが大切になってくるんです。
完全レシピ:タイの田舎で作る本格猫飯
材料（1人分）
炊きたての温かいご飯
茶碗1杯分
かつお節
ひとつかみ
バター
小さじ1
醤油またはつゆ
適量
作り方
ご飯にバターを仕込む
熱々の白いご飯の中心に、バター一切れをそっと隠します。これが猫飯の秘密のコツ!バターが溶けて、ご飯全体にコクを与えてくれます。
かつお節をたっぷりと
ご飯の上に、かつお節をひとつかみ分、ふんわりとのせます。タイで手に入るかつお節は少し高価ですが、ここはケチらずにたっぷりと!
醤油で仕上げ
食べる直前に、醤油またはつゆを回しかけます。量はお好みですが、最初は少なめから始めて、味を見ながら調整するのがおすすめです。
愛情込めて混ぜて召し上がれ
全体を軽く混ぜ合わせて、熱いうちにいただきましょう。バターの香りとかつお節の旨味、醤油の風味が絶妙にマッチした、心温まる一品の完成です!
タイの田舎流アレンジ&コツ
タイ風アレンジ
タイの唐辛子を少し加えると、現地の人にも喜ばれる味になります。でも、日本の味を楽しみたい時は我慢我慢!
温度が命
猫飯は絶対に熱々で食べるのがポイント。タイの暑さでも、熱い料理を食べると不思議と体が涼しくなるんです。
材料調達のコツ
タイでかつお節を買うなら、バンコクの日本食材店がおすすめ。地方でも最近は大きなスーパーで見つけることができます。
心を込めて
シンプルな料理だからこそ、作る人の気持ちが味に現れます。懐かしい思い出を込めて作ってみてください。
地域別バリエーション
関東・東北風
醤油ベースがメイン。シンプルに醤油をかけるだけの昔ながらのスタイルです。タイで作る時も、この基本スタイルがおすすめ。
関西風
出汁を効かせたつゆを使うことが多いそう。タイでも日本の出汁パックが手に入るので、たまには贅沢に出汁を取って作ってみるのも◎
現代風アレンジ
卵をのせたり、海苔を加えたり。タイでも日本の海苔が手に入るので、色々なアレンジを楽しめます。でも、基本の味を覚えてからが良いでしょう。
タイの田舎で感じる、日本の味の力
タイに住み始めて3年。美味しいタイ料理に囲まれて幸せな毎日ですが、時々無性に日本の味が恋しくなります。そんな時に作るのがこの猫飯。
最初は「こんな簡単な料理で満足できるの?」と思っていましたが、いざ作って食べてみると、不思議と心が落ち着くんです。きっと、子供の頃から慣れ親しんだ味だからでしょうね。
タイの隣人にも作ってあげたことがあります。最初は「ご飯にこれだけ?」という顔をされましたが、食べてもらうと「日本の料理はシンプルだけど深い味がする」と言ってもらえました。
料理って、単に空腹を満たすだけじゃなくて、心も満たしてくれるものなんだなって、改めて感じています。皆さんも、遠く離れた場所で故郷の味を作る時は、きっと同じような気持ちになるのではないでしょうか。
まとめ:シンプルだからこそ美味しい、心温まる一品
猫飯は、本当にシンプルな料理です。でも、そのシンプルさの中に、日本人の「美味しいものを大切に食べる」という心が込められています。タイの田舎の小さな家で作っても、その気持ちは変わりません。
材料も作り方も簡単だから、忙しい夜でも、疲れた時でも、すぐに作れるのが嬉しいところ。深夜食堂のマスターのように、「できるものなら何でも作る」という気持ちで、皆さんもぜひ試してみてください。
きっと、シンプルな材料から生まれる複雑で深い味わいに、驚かれることでしょう。そして、その温かい味が、疲れた心を優しく包んでくれるはずです。
今夜の夜食は、心温まる猫飯で決まりですね!
タイの田舎の小さな家より愛を込めて
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