「安いタイ」は終わった?…でも、正直まだ全然楽しい
「タイ、昔より高くなったよね」
ここ数年、タイ在住者やリピーターの間で、ほぼ確実に出てくるこの一言。
たしかに事実です。バーツ高と円安のダブルパンチで、
2020年ごろ 1バーツ=3.5円前後だったのが、最近は 4.5円前後。
日本円換算すると「え、こんなに?」と感じる場面は増えました。
しかもバンコクやプーケット、サムイ島などの人気エリアでは、
ホテル代や外食費が年7〜9%ほど上昇したという話もあります。
👉 参考:タイの物価上昇について(Starkitchen)
とはいえ、ここで一気に結論。
「それでも、タイはまだ面白い」
これが実感です。
高くなったのはどこ?意外と変わらないところも多い
体感的に値上がりを感じやすいのは、やっぱり
観光地のホテル・おしゃれカフェ・外国人向けレストラン。
最近は、バンコクのカフェで飲むラテが
「日本のチェーンとほぼ同じ価格」なんてことも珍しくありません。
一方で――
ローカル食堂、市場、屋台は今でも健在。
カオマンガイやガパオライスは多少値上がりしたとはいえ、
日本円で見ると「まだこの値段でいいの?」レベル。
都市部はじわじわ、地方はのんびり。
そんな温度差も、今のタイらしさです。
円安時代でも楽しむコツは「メリハリ」
5年前と同じ感覚で使っていると、
クレジットカード明細を見て一瞬フリーズします(笑)。
でも、ちょっと意識を変えるだけで、体感コストはかなり変わります。
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観光客エリアを少し外した街に泊まる
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朝ごはんは市場でテイクアウト
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カフェは「毎日」じゃなく「1日1回のご褒美」
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移動はタクシー頼みからBTS・バス併用へ
「全部節約」ではなく、
ここは贅沢、ここはローカルの切り替えがポイントです。
タイ人の「マイペンライ」に救われる
面白いのは、物価が上がっても
タイの人たちはわりとあっけらかんとしていること。
「少し高くなっても、食べたいものは食べる」
そんなコメントを見かけると、
ああ、これぞマイペンライ精神だなと感じます。
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必要以上に悲観しない
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楽しむところはちゃんと楽しむ
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無理のない範囲で調整する
この“ゆるさ”があるから、
タイは今もどこか息苦しくならないのかもしれません。
👉 関連:マイペンライ精神について(note)
これからのタイは「安さ」より「居心地」
数字だけ見れば、
「昔の安いタイ」は確かに終わりつつあります。
でも、
屋台飯、ローカル市場、地方のゆったりした時間、
そして相変わらずフレンドリーな人たち。
値札では測れない魅力は、まだまだ健在です。
これからのタイは、
「とにかく安い国」ではなく、
**「ちょっと高くなったけど、それでも来たい・住みたい国」**へ。
物価ニュースにため息をつきつつ、
工夫しながら、自分なりの楽しみ方を見つける。
それが、今のタイとのちょうどいい付き合い方なのかもしれません。
