新型コロナウイルスの保険対応

タイでも新型コロナウィルス(covid-19)への感染が心配されますが、タイでもそれに対応する保険を取り扱っているのが、「パシフィック・クロスヘルス社」の医療保険です。
 

保険のタイプには特定の傷病だけを支払い対象にした限定的なリスク列挙型と、すべてを対象にしたうえで対象にならない免責リスクだけを列挙するオールリスク型の2種類があります。一般の医療保険はオールリスク型で現時点ではコロナウィルスは保険約款上免責と明記されてないので保険対象です。
 

しかし、記憶に新しいのは1980年初期に広範囲で流行したHIVウィルス(エイズ)に対する国別、保険別の対応の違いです。タイでもそれ以前は該当ウイルスはカバー対象(免責ではありません)でした。
 

タイ国内でも生保型と損保型の医療保険では、HIVウィルス対応に相違があり、また個人保険と団体保険でも差があります。
 

同一保険会社の同一商品でも主契約や特約で取り扱いが違うことがあります。また、約款上では感染病、伝染病は免責ではないものの、例えば性病は不担保となっているので、保険約款を両側面からダブルチェックする必要があります。
 

また、厳しくなったリタイヤメントビザとロングステイビザ取得に必要となる医療保険について、80歳まで加入できる医療保険があり、99歳まで継続して更新することが可能です。
 

リタイヤメントビザ更新の2ヵ月前までのお申し込みが必要です。
 

なお、O-Aビザ所持者以外の方に対しても、年齢80歳11ヵ月迄、新規のお申込みを受け付けることが決定いたしました。
 

ただし、お選び戴ける保障プランに限定があり、また自己負担が3割(日本の国民健保同様)設定されます。
 

若い日本人だけが加入できる(男性44歳、女性34歳まで)の邦人医療共済保険は加入者の年齢にかかわらず全員一律同額の保険料で、また将来、保険を使った場合でも、特定の加入者の保険料が上がったりすることのない共済制度です。本人のみの保険だけでなく、配偶者や子供を含めた医療保険も各種あります。お問い合わせください。

2020年3月20日 タイ自由ランド掲載