【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 【タイ庶民の最強メシ!】パットゥー・ナムプリックって知ってる?
タイ料理といえば、トムヤムクン、グリーンカレー、パッタイ…なんて、観光客向けのキラキラ料理がすぐ思い浮かびますよね?でも、タイの家庭で本当に食べられている“魂のごはん”があるんです。それが…
パットゥー・ナムプリック(ปลาทูน้ำพริก)!
「なんやそれ?」と思ったあなた、大丈夫。簡単に言えば、
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パットゥー(Pla Too)=小さめのサバを焼いたやつ
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ナムプリック(Nam Prik)=唐辛子ベースのディップソース
この二つが合体したら、それはもう、ごはん3杯コース確定!
サバなのにスター!?パットゥーの魅力とは
パットゥーは、見た目こそ地味な魚。でもタイでは「国民的焼き魚」と言ってもいいくらい、どこでも売ってるし、誰もが食べてる庶民派スター。特にマエクロン産のパットゥーは有名で、「頭が曲がってる!」って見た目もチャームポイント。
スーパーでも市場でも、すでに焼かれてるパットゥーが2匹セットで並んでる。しかも安い。これを温めて、ナムプリックを添えればもう完璧なご飯のお供!
ナムプリックって何者?
ナムプリックは、唐辛子、にんにく、エビペースト、ライム果汁、魚醤などをゴリゴリすり鉢で潰して作る超パンチのあるディップ。
ナムプリックにも種類があって、
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ナムプリック・カピ(エビ味噌入りのディップ)
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ナムプリック・ヌム(北部の青唐辛子版)
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ナムプリック・オーン(ミートソース風のやつ)
などなど、地域や家庭によって味が違う。今回は一番ポピュラーな「ナムプリック・カピ」の作り方をご紹介!
家でできる!パットゥー・ナムプリックのレシピ
材料(2人分)
《パットゥー(焼きサバ)》
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パットゥー(小さめのサバ)…2匹
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塩…少々
《ナムプリック・カピ》
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プリックキー・ヌー(小さくて激辛の唐辛子)…3〜5本(お好みで)
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にんにく…2片
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エビペースト(カピ)…小さじ1
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ライム果汁…大さじ1
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ナンプラー(魚醤)…大さじ1
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パームシュガー(砂糖でも可)…小さじ1
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茹で野菜(付け合わせ)…キャベツ、インゲン、キュウリなど
作り方
① パットゥーを焼く
軽く塩をふって中火でじっくり焼きます。皮がパリッとして香ばしくなったらOK。すでに焼いてある市販のものを温めるだけでもOK!
② ナムプリックを作る
すり鉢ににんにくと唐辛子を入れてゴリゴリ。次にカピを加えてさらにゴリゴリ。なめらかになったら、ナンプラー、ライム果汁、パームシュガーを加えて味を調えます。
③ 野菜を茹でる(または生で)
キャベツやインゲンをサッと茹でて、冷やしておくと箸休めにぴったり!
④ 盛り付け
ごはんの横に、焼いたパットゥー、ナムプリック、野菜を添えて完成!
食べ方のコツ(というか楽しみ方)
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ナムプリックをちょびっとサバにのせて食べる!これがもう最高にご飯に合う。
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辛さがキマったら、野菜で一息。キャベツでナムプリックを巻いても美味しい。
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**手で食べるのもアリ!**本気でローカル気分を味わうなら、手づかみで行こう。
まとめ:派手じゃないけど、クセになる味
「パットゥー・ナムプリック」は、派手さゼロ。でも、タイのリアルな日常を感じられる料理。辛くて、香ばしくて、ちょっとクセがある…でも、何度でも食べたくなるやつ。
一度食べたら、「ああ、タイ人ってこれでごはん食べてるのか…」って、ちょっと彼らの気持ちがわかるはず。日本の“焼き魚&味噌汁定食”に匹敵する、タイのソウルフード。それが、パットゥー・ナムプリック!
あなたも今夜、タイの台所をのぞいてみませんか?

🐟🔥タイのローカル飯が好きな人にぜひ読んでほしい!
日本ではあまり知られてないけど、タイではみんな知ってる庶民の味「パットゥー・ナムプリック」を紹介してみました😊 サバと激辛ディップの組み合わせがクセになります!
辛いけど、やさしい。地味だけど、うまい。
まるで昔のおばあちゃんちのごはんみたいな、ほっとする味です🍚
自宅でも簡単にできるレシピも載せてるので、タイ好き・魚好きな方、ぜひ読んでみてください~!