【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 タイの刺激グルメ「クンチェーナムプラー」って知ってる?
タイの刺激グルメ「クンチェーナムプラー」って知ってる?
みなさん、こんにちは!
今日はちょっと変わった、でもめちゃくちゃウマいタイ料理をご紹介しましょう。その名も 「クンチェーナムプラー」。
なんか呪文みたいな名前ですが、これは生のエビをナンプラー(魚醤)に漬けて食べる、タイ流のちょっと背徳的なグルメなのです。
「え?生エビ?大丈夫なの?」と心配したあなたへ
はい、大丈夫です。
ちゃんと新鮮なエビを使って、下処理もばっちりすれば、タイでは定番の前菜。むしろタイ人にとっては「冷やし中華始めました」ぐらいの感覚で、「あ、クンチェー食べたいな」って気分になる、そんな一皿です。
クンチェーの魅力とは?
この料理、まず見た目がキレイ。透明なエビに、ライムやニンニク、唐辛子のみじん切りがちりばめられ、見るからに「ヤバそう(でもウマそう)」なオーラを放っています。
口に入れた瞬間、
ピリッ!ツーン!そしてジワ〜!
──と、味覚のパーティが始まります。
辛味・酸味・塩味のトリオに、生エビのぷりぷり食感が絡んで、「これ何?もう一個!」ってなるんですよ。
タイ人の食べ方の流儀
普通はライムと一緒にタレを絡めて食べるんですが、上級者になると生ニンニクスライスを一緒に口に入れるのが通。
さらにパクチーもオンして、「え?この人、前世タイ人ですか?」ってレベルでキメてくる人もいます。
では、そろそろ作り方を伝授しよう!
◆材料(2人分)
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生食用ブラックタイガーなどのエビ:10尾
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ナンプラー:大さじ2
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ライムのしぼり汁:大さじ2(なければレモンでも)
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ニンニク:2片(みじん切り)
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青唐辛子:2〜3本(みじん切り、辛さはお好みで)
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砂糖:小さじ1
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パクチー(お好みで)
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ミントの葉(飾り用)
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氷水(エビを締める用)
◆作り方
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エビの下処理
殻をむき、背ワタを取ってキレイにします。尻尾はつけたままでもOK。
下処理したエビは塩水で軽く洗って、氷水でキュッと締めます。 -
エビを漬ける
ナンプラー、ライム汁、砂糖、ニンニク、唐辛子を混ぜたタレを作り、そこにエビを10分ほど漬けます。
あまり長く漬けすぎるとエビが締まりすぎるので注意! -
盛り付け
お皿にエビを美しく並べ、上からタレをかけます。
パクチーやミントの葉を散らせば、インスタ映えもバッチリ。
ワンポイント:ビールのお供に最高!
辛い、酸っぱい、しょっぱい、冷たい──この4拍子が揃ったクンチェーは、
冷たいビールとの相性が100億点。
「今日ちょっと一杯やりたいな」という夜に、パパッと作ってみてください。
まとめ:クンチェーは刺激系タイ前菜の王様!
タイ料理のなかでもちょっとマイナーだけど、実はめちゃめちゃ奥が深い「クンチェーナムプラー」。
新鮮なエビが手に入ったら、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
慣れてくると「あのピリ辛が恋しい…」と、夜中にタレだけ作ってしまうこと間違いなしです。
おまけ:辛さがヤバかったらどうする?
口の中がファイヤーになってしまったら、
タイの屋台おばちゃんがよくくれるアドバイスはひとつ──
「甘いミルクティー飲めばいいよ」
…ほんまかいな!と思いつつ飲んだら、意外と効くので試してみてね(笑)

これはエビ界のジェットコースター。
クンチェーナムプラー、最初はビビるけど気づいたらクセになってるやつです。
辛さで涙目になったら、甘〜いミルクティーでクールダウン。タイ人の知恵、侮れません😂