【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 タイの屋台のスター!「パッルアムミット」って何者?

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タイの街を歩いていると、屋台や食堂でよく見かける炒め物料理。「パッ・ガパオ」? 「パッ・シーユー」? いやいや、今回注目したいのはちょっとマイナーだけどクセになる――パッ・ルアムミット(Pad Ruam Mit)!

名前からして謎めいてるこの料理、実は直訳すると「混合炒め」。そう、いろんな具材をごちゃまぜにして、どーんと炒めたボリューム満点の一皿なんです!

「パッルアムミット」ってどんな料理?

パッルアムミットは、豚肉や鶏肉、シーフード、野菜など何でもありの“ごちゃまぜ炒め”。まるで「冷蔵庫の余り物オールスターズ」みたいな料理だけど、これが不思議とうまい!

一口食べれば、オイスターソースのコク、にんにくのパンチ、野菜のシャキシャキ感、そして時にはピリ辛なアクセントが絶妙に混ざり合い、まさに“味の万国博覧会”!

そして最大の魅力は、「何が入ってるかわからないワクワク感」。タコかと思ったらイカだったり、にんじんかと思ったらカニカマだったり。具材のサプライズが止まらない!

どこで食べられるの?

ローカルな食堂や屋台、時には社員食堂でも大人気。メニューには「ผัดรวมมิตร」とタイ語で書かれているので、ちょっと読みにくいけど「ルアムミット!」って言えば通じることが多いです。

大きめの皿に、炒めた具材がごはんにどっさり乗っかって登場。しかもお値段は50〜70バーツ程度とお手頃。コスパの良さもルアムミットの魅力!

食べる時のおすすめスタイル

ルアムミットはごはんにぶっかけてワシワシ食べるのが王道。テーブルにあるナンプラーやプリックナムソム(唐辛子酢)をちょい足しすると、味が一気に深くなる。

辛さ控えめに頼みたい人は「マイ・ペッ(ไม่เผ็ด)」と言えばOK。でも、ちょっとピリ辛のほうがルアムミットらしさは倍増。額にうっすら汗をかきながら食べるのがタイスタイル!


さあ作ってみよう!パッルアムミット簡単レシピ

材料(2人分)

  • 豚肉(または鶏肉、シーフード)…100g

  • 冷凍ミックスシーフード(エビ、イカなど)…100g

  • にんじん、キャベツ、きくらげ、ヤングコーンなど…適量

  • にんにく(みじん切り)…2片分

  • サラダ油…大さじ1

  • 卵(お好みで)…1個

  • ごはん…2杯分

調味料

  • オイスターソース…大さじ1

  • 醤油…大さじ1

  • ナンプラー…小さじ1

  • 砂糖…小さじ1

  • 水…大さじ2

  • (辛くしたい場合)プリックポン(粉唐辛子)または生唐辛子…お好みで


作り方

  1. 下ごしらえ
    野菜は一口サイズにカット。肉やシーフードは塩少々で軽く下味をつけておく。

  2. にんにく炒めタイム!
    フライパンに油を熱し、にんにくを入れて香りが立つまで炒める。

  3. お肉とシーフード投入!
    まずは肉から炒め、次にシーフード。火が通るまでしっかり炒めよう。

  4. 野菜でカラフルに!
    固い野菜から順に加えて炒める。最後にキャベツなど火の通りやすい野菜を。

  5. 調味料でフィニッシュ!
    オイスターソース、醤油、ナンプラー、砂糖、水を加えてざっくり混ぜる。

  6. (お好みで)卵をポン!
    仕上げに卵を落として半熟にするもよし、別で目玉焼きを焼いて乗せるのもアリ!

  7. ごはんと一緒に盛り付けて完成!


アレンジいろいろ♪

  • ベジタリアン仕様:肉・魚介の代わりに厚揚げやテンペを入れても美味。

  • 激辛仕様:青唐辛子を刻んでどっさり入れたら「ヒーヒー系ルアムミット」に。

  • 日本風アレンジ:ごま油で炒めて、最後に白ごまをふりかければ中華風に。


最後にひとこと

「何でも炒めれば美味しくなる」――この真理を体現してるのが、パッルアムミット。気取らず、でも一口食べればちょっと感動する。そんな**“気軽な奇跡”のような一皿**です。

ぜひ一度、タイの屋台で。もしくはおうちで。冷蔵庫の“残り物オールスター”を集めて、あなたも今日からルアムミッター(※勝手に命名)になりましょう!

 

Tensui
Tensui

🥢🍳「冷蔵庫の残り物で世界が変わる⁉」
タイの“ごちゃまぜ炒め”ことパッ・ルアムミットを紹介する記事を書きました!
見た目は地味、でも一度ハマると抜け出せない…まさに屋台グルメ界のシンデレラ。
レシピもつけたので、気軽におうちでも試してみてください~🇹🇭

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