【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 【ひんやり涼やか!】タイの夏限定グルメ「カオチェー」を食べてみた!
こんにちは、暑さでとろけそうなそこのあなた!
タイに住んでると、「この暑さ、もう無理〜!」って日が年中ありますよね。そんなとき、タイ人が昔から愛してきた“涼しげごはん”があるんです。その名も カオチェー(ข้าวแช่ / Khao Chae)!
これ、知らない人は最初「ご飯に水?なにそれ怖い」ってなるんですが、だまされたと思って一度食べてみてほしい…! ひんやり冷たくて、香りがよくて、なんだかお上品で、まるで“冷やし高級定食”みたいな体験になるんですよ〜。
カオチェーって何?
「カオチェー」は、もともとモン族(ミャンマー辺りの少数民族)の料理がルーツ。タイではアユタヤ王朝の時代から王室料理として取り入れられ、今では暑季(だいたい3〜5月)の限定グルメとして親しまれてます。
ざっくり説明すると:
-
香り付きの冷水に、白ごはんを浸して食べる
-
ご飯の友は、手の込んだおかずたち(甘じょっぱい揚げ物など)
-
食べると口の中が さっぱり+リッチ+爽快!
まるでタイ版「冷やし茶漬け」+「おせち料理」の組み合わせって感じでしょうか。
食べ方のコツ
実は、カオチェーってちょっとした「作法」があるんです。
といっても、マナー講師が必要なほど堅苦しくはないのでご安心を。
-
おかずはまず単体でちょっとずつ味わう。
-
次に、冷やしご飯をスプーンですくってパクリ。
-
おかずとご飯を組み合わせて、自分好みのペアを探す!
この「おかずとご飯のマリアージュ」を楽しむのが、カオチェーの醍醐味なのです。
どんなおかずがつくの?
お店や家庭によって少し違いますが、定番の「おともたち」はこんな感じ:
-
ルーク・カピ(กะปิทอด):エビペーストを豚肉やハーブと混ぜて揚げたボール。香りが強烈だけどクセになる。
-
プリックユアックヤートサイ(พริกหยวกยัดไส้):甘唐辛子に豚ひき肉を詰めて揚げたもの。まるでタイ風ピーマンの肉詰め。
-
チャイポー・ワーン(ไชโป๊หวาน):甘く炒めたたくあんみたいなやつ。ご飯が進む!
-
豚肉や魚の甘露煮風のおかず:ちょっと甘めで、冷たいご飯と相性バッチリ。
そして、主役の ごはん は、ただのジャスミンライスではありません。
「ジャスミンの花やキャンドルで香りづけされた水」に浸けて冷やすという手の込みよう…!おもてなし料理としても納得です。
おうちで作ってみよう!カオチェー簡単レシピ
ではここで、「暑くて台所に立ちたくないけど、ちょっと試してみたい」という人のために、なるべく簡単なカオチェー風レシピをご紹介!
材料(2人分)
ごはん&水:
-
ジャスミンライス 1合
-
水 500ml(できればミネラルウォーター)
-
ジャスミンの花 or ローズウォーター 少々(あれば)
-
氷 適量
おかず(お好みで):
-
干し大根(チャイポー)甘辛炒め
-
ピーマンの肉詰め(揚げても焼いてもOK)
-
エビペースト+豚ひき肉の団子(市販のカピが便利)
-
白ごま、揚げにんにく(飾り用)
作り方
-
【ご飯を炊く】
ジャスミンライスを通常より少し固めに炊く。 -
【香り付きの水を作る】
水にジャスミンの花(なければローズウォーター少々)を入れ、冷蔵庫で1〜2時間。氷を加えてキンキンに冷やす。 -
【ご飯を冷水で洗う】
炊きあがったご飯を常温まで冷まし、冷水でサッと洗って粘りをとり、ザルでしっかり水気を切る。 -
【おかずを用意】
干し大根は甘く炒め、ピーマン肉詰めはオーブンやフライパンで焼く。面倒ならコンビニの唐揚げや卵焼きでも可◎ -
【盛り付け】
小さなお椀に冷たい香り水を張り、洗ったご飯を少量入れる。おかずは別皿で添えて完成!
食べてみた感想
最初は「水の中にご飯って…」と半信半疑だった筆者ですが、ひと口食べてビックリ。
冷たくてほんのり香って、後味さっぱり!まるでエアコンが口の中に入ってきた感じ(?)
味の濃いおかずをちょっとずつつまんで、冷たいご飯でリセット…この繰り返しが癖になります!
おわりに
カオチェーは「涼を食べる」タイの知恵が詰まった、まさに 食べる清涼剤。
日本の夏にもぴったりだし、おもてなし料理や特別な日のランチにもおすすめです。
ちょっと変わった冷ごはんの世界、あなたも一歩踏み込んでみませんか?
こんにちは、暑さでとろけそうなそこのあなた!
タイに住んでると、「この暑さ、もう無理〜!」って日が年中ありますよね。そんなとき、タイ人が昔から愛してきた“涼しげごはん”があるんです。その名も カオチェー(ข้าวแช่ / Khao Chae)!
これ、知らない人は最初「ご飯に水?なにそれ怖い」ってなるんですが、だまされたと思って一度食べてみてほしい…! ひんやり冷たくて、香りがよくて、なんだかお上品で、まるで“冷やし高級定食”みたいな体験になるんですよ〜。
カオチェーって何?
「カオチェー」は、もともとモン族(ミャンマー辺りの少数民族)の料理がルーツ。タイではアユタヤ王朝の時代から王室料理として取り入れられ、今では暑季(だいたい3〜5月)の限定グルメとして親しまれてます。
ざっくり説明すると:
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香り付きの冷水に、白ごはんを浸して食べる
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ご飯の友は、手の込んだおかずたち(甘じょっぱい揚げ物など)
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食べると口の中が さっぱり+リッチ+爽快!
まるでタイ版「冷やし茶漬け」+「おせち料理」の組み合わせって感じでしょうか。
食べ方のコツ
実は、カオチェーってちょっとした「作法」があるんです。
といっても、マナー講師が必要なほど堅苦しくはないのでご安心を。
-
おかずはまず単体でちょっとずつ味わう。
-
次に、冷やしご飯をスプーンですくってパクリ。
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おかずとご飯を組み合わせて、自分好みのペアを探す!
この「おかずとご飯のマリアージュ」を楽しむのが、カオチェーの醍醐味なのです。
どんなおかずがつくの?
お店や家庭によって少し違いますが、定番の「おともたち」はこんな感じ:
-
ルーク・カピ(กะปิทอด):エビペーストを豚肉やハーブと混ぜて揚げたボール。香りが強烈だけどクセになる。
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プリックユアックヤートサイ(พริกหยวกยัดไส้):甘唐辛子に豚ひき肉を詰めて揚げたもの。まるでタイ風ピーマンの肉詰め。
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チャイポー・ワーン(ไชโป๊หวาน):甘く炒めたたくあんみたいなやつ。ご飯が進む!
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豚肉や魚の甘露煮風のおかず:ちょっと甘めで、冷たいご飯と相性バッチリ。
そして、主役の ごはん は、ただのジャスミンライスではありません。
「ジャスミンの花やキャンドルで香りづけされた水」に浸けて冷やすという手の込みよう…!おもてなし料理としても納得です。
おうちで作ってみよう!カオチェー簡単レシピ
ではここで、「暑くて台所に立ちたくないけど、ちょっと試してみたい」という人のために、なるべく簡単なカオチェー風レシピをご紹介!
材料(2人分)
ごはん&水:
-
ジャスミンライス 1合
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水 500ml(できればミネラルウォーター)
-
ジャスミンの花 or ローズウォーター 少々(あれば)
-
氷 適量
おかず(お好みで):
-
干し大根(チャイポー)甘辛炒め
-
ピーマンの肉詰め(揚げても焼いてもOK)
-
エビペースト+豚ひき肉の団子(市販のカピが便利)
-
白ごま、揚げにんにく(飾り用)
作り方
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【ご飯を炊く】
ジャスミンライスを通常より少し固めに炊く。 -
【香り付きの水を作る】
水にジャスミンの花(なければローズウォーター少々)を入れ、冷蔵庫で1〜2時間。氷を加えてキンキンに冷やす。 -
【ご飯を冷水で洗う】
炊きあがったご飯を常温まで冷まし、冷水でサッと洗って粘りをとり、ザルでしっかり水気を切る。 -
【おかずを用意】
干し大根は甘く炒め、ピーマン肉詰めはオーブンやフライパンで焼く。面倒ならコンビニの唐揚げや卵焼きでも可◎ -
【盛り付け】
小さなお椀に冷たい香り水を張り、洗ったご飯を少量入れる。おかずは別皿で添えて完成!
食べてみた感想
最初は「水の中にご飯って…」と半信半疑だった筆者ですが、ひと口食べてビックリ。
冷たくてほんのり香って、後味さっぱり!まるでエアコンが口の中に入ってきた感じ(?)
味の濃いおかずをちょっとずつつまんで、冷たいご飯でリセット…この繰り返しが癖になります!
おわりに
カオチェーは「涼を食べる」タイの知恵が詰まった、まさに 食べる清涼剤。
日本の夏にもぴったりだし、おもてなし料理や特別な日のランチにもおすすめです。
ちょっと変わった冷ごはんの世界、あなたも一歩踏み込んでみませんか?

🌿✨タイの夏の風物詩「カオチェー」って知ってますか?✨🌿
冷たい香り水にひたしたご飯と、手間ひまかけたおかずたち。最初はびっくりするけど、一口食べればやみつきになります😋💕
暑い季節にぴったりの、タイの王室発のおもてなし料理。日本の夏にも相性バツグンです。おうちでできるレシピも載せたので、よかったら記事をのぞいてみてくださいね〜🌸🍽️
食べて涼しく、ちょっと優雅な時間を☀️
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