【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 タイのカレー革命!?「プーパッポンカリー」に夢中!
こんにちは!今日ご紹介するのは、タイ料理の中でも「一度食べたら忘れられない!」と噂の名物料理、**プーパッポンカリー(Poo Pad Pong Karee)**です。
え、何それ? プーって誰?って思いました?
「プー」はタイ語で「カニ」のこと。そしてこの料理に登場するのが、あの**ソフトシェルクラブ(脱皮したての柔らかいカニ)**です。甲羅ごとバリバリ食べられる、あの魅惑のシーフード。
そして「ポンカリー」はタイ風カレー粉。つまり、「カニを卵とカレー風味で豪快に炒めちゃったよ!」というのがこの料理の正体なんです。
■ カニが主役。でも、卵とカレーが引き立て役の名脇役!
プーパッポンカリーの最大の魅力は、なんといってもその味のバランス。
カニの甘み、卵のふわふわ感、そしてほんのりスパイシーでコクのあるタイカレー粉が三位一体となって、なんとも言えない深〜い旨味を生み出しています。
そして忘れてはいけないのが、**プリックナムプラー(唐辛子入りナンプラー)**で引き締める最後のアクセント。ちょっとピリッとして、ごはんが進む進む。
■ タイ人も日本人もみんな大好き!
プーパッポンカリーは、タイでもちょっと“ごちそう寄り”の料理。
レストランやシーフード屋台の人気メニューで、「今日は贅沢したいな〜」ってときに頼む人が多いです。
でも、日本人観光客の中でも「一番好きなタイ料理!」という声がよく聞かれるんですよ。なぜなら、辛すぎず、でもエスニックな香りがちゃんとあるから。
「タイ料理って辛いのはちょっと…」という方にも、プーパッポンカリーは優しい味わい。まさに“万人受けする天才カレー”。
■ 家でも作れる!本場風レシピ
えっ、こんなプロっぽい料理、家でもできるの?
できます!材料さえそろえば、意外と簡単に作れちゃうんです。
🦀 プーパッポンカリー(2人前)
【材料】
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ソフトシェルクラブ(冷凍でもOK)… 2杯(または殻付きカニ約300g)
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卵 … 2個
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玉ねぎ … 1/2個(スライス)
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セロリ … 1本(斜め薄切り)
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ピーマンやパプリカ(赤・緑)… 各1/2個(細切り)
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にんにく … 1片(みじん切り)
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サラダ油 … 大さじ2
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牛乳またはエバミルク … 大さじ3
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ナンプラー … 大さじ1
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オイスターソース … 大さじ1
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タイカレー粉(なければ市販のカレー粉)… 小さじ1〜2
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砂糖 … 小さじ1
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水溶き片栗粉 … 小さじ1(とろみ付け用)
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卵液をふんわり仕上げたい方は…バターひとかけら
【作り方】
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ソフトシェルクラブは軽く解凍し、半分にカット。キッチンペーパーで水気を拭きます。
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中華鍋か深めのフライパンに油を熱し、にんにくを香りが立つまで炒める。
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ソフトシェルクラブを加えて、両面をこんがり焼きつけるように炒める(中火)。
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玉ねぎ、ピーマン、セロリを加えてさらに炒める。
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カレー粉、ナンプラー、オイスターソース、砂糖、牛乳を加えて混ぜる。
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卵をボウルに割りほぐし、フライパンに流し込んで大きく混ぜる。卵が半熟のうちに火を止めるのがポイント。
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最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成!
お好みで、香菜(パクチー)をのせても◎
炊きたてご飯にかけて、かきこむように食べるのが最高です。
■ おうちプーパッポンのアレンジも!
「カニはちょっと高いな…」「ソフトシェルが手に入らない…」という方は、海老やイカでも代用可能です。
実際、タイの家庭でもその日あるもので作ったりします。
さらに、厚揚げ+卵+カレー粉でも、なかなか美味しいベジタリアン風プーパッポン風になるので、試す価値あり!
■ 最後にひとこと
プーパッポンカリーは、ちょっと豪華だけどどこか家庭的。
そして、タイ料理の楽しさがギュッと詰まった一皿なんです。
「辛いのが苦手…」という方も、
「カレーは毎日でもOK!」という方も、
「甲殻類LOVER!」というあなたも!
ぜひ一度、おうちでプーパッポンカリーに挑戦してみてください。
きっと、「うわ…これ、リピ確定!」ってなりますよ!