【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 タイのサテ(Satay)に恋して:串焼き天国、ここにあり!

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「サテ(Satay)」って聞くと、なんだか海外旅行の香りがしませんか?
でもタイに住んでいれば、これはもう日常グルメ。朝の市場から夜の屋台まで、サテはあらゆるタイのストリートで、甘くて香ばしい香りをまき散らしながら、あなたの食欲を全力で誘惑してきます。

サテってどんな料理?

サテとは、串に刺した肉を香辛料でマリネして焼いた東南アジア発祥の串焼き料理。インドネシアがルーツらしいですが、タイ版サテは「ピーナッツソース」と「甘酸っぱいきゅうりの漬物(アチャート)」で完全に独自進化!

肉は鶏が王道。豚も人気。でもたまーに牛サテなんてレアキャラも登場します。最近はヴィーガンサテなんてのも出てきていて、サテ界も進化が止まりません。

サテの魅力、ズバリここ!

  • 炭火の香ばしさと甘いマリネのハーモニー

  • 串を片手におやつ感覚で食べられる手軽さ

  • 何本食べても罪悪感ゼロ(かもしれない)

一口目は、甘くてちょっとスパイシー。二口目でピーナッツソースにディップ。三口目には、横に置かれたきゅうりのアチャートをつまみながら口をさっぱりリセット。…ああ、もう無限ループです。

サテ屋台あるある

屋台のおばちゃんがリズムよく串をひっくり返しながら、「サテ、サテ~」と陽気に声をかけてくる。1本5バーツとかで売ってて、「とりあえず5本ください」って言うと「え?5本?10本にしときなさい」と勝手に増やされる(笑)。
…でも不思議と、完食しちゃうんですよね、これが。


おうちで作れる!簡単サテレシピ

さあ、あなたもサテ職人になりましょう!ちょっと本格的ですが、意外と簡単。
タイにいなくても、あの味は再現できます。

材料(2〜3人分/10〜12本)

【サテ用マリネ】

  • 鶏もも肉:300g(一口大にカット)

  • ココナッツミルク:100ml

  • カレー粉:大さじ1

  • ターメリック:小さじ1

  • 砂糖:大さじ1

  • ナンプラー:大さじ1

  • にんにくすりおろし:1かけ

  • 竹串:10〜12本(あらかじめ水に30分つけておく)

【ピーナッツソース】

  • ピーナッツバター(甘くないもの):大さじ3

  • ココナッツミルク:100ml

  • ナンプラー:小さじ2

  • パームシュガー(または砂糖):大さじ1

  • タマリンドペースト(なければレモン汁で代用):小さじ1

  • チリペースト(お好みで):小さじ1/2

【アチャート(きゅうりの漬物)】

  • きゅうり:1本(薄切り)

  • 紫玉ねぎ:1/4個(薄切り)

  • 赤唐辛子(小口切り):1本

  • 酢:大さじ3

  • 砂糖:大さじ1

  • 塩:少々


作り方

① 鶏肉をマリネする

すべてのマリネ材料を混ぜて、鶏肉を加えよく揉み込み、冷蔵庫で1時間〜一晩漬ける。

② 串に刺して焼く

鶏肉を竹串に刺して、グリルかフライパンで中火で両面を香ばしく焼く(オーブンや魚焼きグリルでもOK!)。

③ ピーナッツソースを作る

小鍋に材料をすべて入れて弱火で温め、よく混ぜながらとろみが出るまで加熱。焦げやすいので注意!

④ アチャートを作る

酢・砂糖・塩を混ぜて調味液を作り、スライスした野菜を漬け込む。10分くらいで食べごろ。


食べ方のおすすめ

焼きたてサテをピーナッツソースにドボン!それを口に放り込んで、合間にアチャートをパリッと。もう言葉いりません。

おうちでビールのおつまみにしてもいいし、炊き立てのジャスミンライスと一緒に定食風にしても最高。余ったら翌日のサンドイッチにも◎


サテは小さなごちそう

タイの屋台料理って、手軽で庶民的だけど、実はものすごく奥深い。その代表選手がこのサテ。甘み、香り、スパイスのバランス、そしてピーナッツソースの中毒性。まさに東南アジアの魔法。

ぜひ一度、自分で作ってみてください。一本味見したら、きっと止まらなくなりますよ!

 

Tensui
Tensui

🔥屋台の香ばしい記憶、再現してみませんか?🔥
タイの国民的串焼き「サテ」を、楽しく・美味しく・カジュアルにご紹介しました!
ピーナッツソースにどっぷりハマるも良し、きゅうりの漬け物で口直しするも良し。
おうちで旅気分、味わってみてください😋