【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 タイの“トロける豚足ごはん”!?クセになる「カオカームー」の世界へようこそ!
タイに住んでると、なんかこう……無性に食べたくなる時があるんです。
それが 「カオカームー」。
漢字で書くと「豚足煮込みご飯」。なんだかおじいちゃんのごはんみたいな名前だけど、いやいやこれがね、びっくりするくらいウマいのよ!
カオカームーってどんな料理?
まず説明しましょう。「カオ=ご飯」「カームー=豚の脚(足)」という意味。
要するに、**豚の足をトロトロに煮込んで、ご飯の上にドーン!**とのせちゃった男前な料理。
ポイントは、豚足(もしくは豚すね肉)を甘辛く、でもほんのり漢方チックに、じ〜っくり煮込むこと。
口に入れるとホロッと崩れて、脂身はゼラチン質でプルンプルン。
「これ、コラーゲン爆弾じゃない!?」と叫びたくなるレベル。
そして味の決め手は、添えられたピリ辛の酢漬け唐辛子入りナムチム(タレ)と、
なぜかちょこんとのってる煮卵、そして高菜漬け(パッカードーン)!
この三位一体のハーモニーがたまらんのですよ、奥さん。
なぜか老若男女に大人気
タイのどの町に行っても、たいてい屋台か食堂に「カオカームー」の看板があります。
しかも、朝から晩まで売ってる。朝カオカームー派もいるし、夜食に食べる人もいる。
お年寄りは「やわらかくて食べやすいから」と愛し、
若者は「安い!うまい!ごはんモリモリ進む!」と夢中。
観光客は「え?こんなにうまくて50バーツ?」と驚愕する。
さらに、どんなにしょんぼりしてても、カオカームーを食べれば心が回復するという都市伝説まであるとかないとか(いや、わりとマジ)。
自宅で作れる!?簡単カオカームーレシピ
さて、「そんなに言うなら作ってみようかな」と思ったあなたに、
家庭でできるカオカームーのレシピを紹介します!
◆ 材料(2〜3人分)
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豚すね肉または豚足:500g(スーパーで見かけるすね肉でOK)
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卵:2個(ゆで卵にしておく)
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にんにく:3〜4片(つぶす)
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黒胡椒(粒):小さじ1
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シナモンスティック:1本
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八角:2個
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パクチールート(あれば):1〜2本
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醤油:大さじ3
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タイの黒醤油(なければ日本のたまり醤油):大さじ1
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オイスターソース:大さじ2
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砂糖(できればパームシュガー):大さじ2
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水:500ml〜ひたひたになるまで
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パッカードーン(高菜漬け):適量
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酢+刻み唐辛子:お好みで
◆ 作り方
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鍋に油少々を熱し、にんにくと黒胡椒、パクチールートを炒める。
香りが出てきたらOK。 -
豚肉を鍋に投入。表面に焼き色をつけて、肉のうまみを閉じ込める!
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水をひたひたまで加え、八角、シナモン、ゆで卵も投入。
さらに醤油類、砂糖も加えて弱火で1時間以上コトコト煮る。
(圧力鍋なら15〜20分でもトロトロになります) -
味を見て、ちょっと甘め・濃いめがカオカームーっぽい。
(パンチが欲しい人はにんにく追加もOK) -
ごはんに煮込んだ肉をのせ、煮卵を半分に切って添える。
高菜漬けと酢唐辛子を忘れずに!
まとめ:カオカームーは、タイのやさしさの味!
見た目は茶色い地味メシ。でも、中身は旨味と愛がぎっしり詰まった一皿。
タイの街角で湯気をたてているあの鍋は、まさに「小宇宙」なんです。
タイ旅行に来たら、ぜひローカルの食堂で「カオカームー」を注文してみてください。
「ナムチムいりますか?」と聞かれたら、笑顔で「チャイ!(はい)」と答えましょう。
そして、自宅でちょっとチャレンジしてみれば、
あなたも今日から「カオカームー沼」にはまること間違いなし!

🌀🍚 今日はタイの“とろける茶色い幸せ”こと「カオカームー」の魅力を、全力で語りました!
屋台で出会って恋に落ち、自分で作ってさらにハマる……そんな魔性のタイ料理。
レシピも載せてるので、ぜひおうちで作ってみてください!
疲れたときの一皿に、きっとココロがほどけるよ〜☺✨
カオカームー、まだの人は損してます(笑)
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