【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 朝はこれで決まり!タイのやさしいお粥「ジョーク（โจ๊ก）」ってなんだ?



読了時間 < 1 分

 

おはようございます!タイ在住のあなたも、タイ旅行を妄想中のあなたも、「朝ごはん、なに食べよう…」って悩んだことありませんか?そんなあなたにタイ人の心と胃袋をわしづかみにして離さない、超定番朝食をご紹介します!

その名も ジョーク（โจ๊ก）。

「え、ジョーク?冗談?それとも、オヤジギャグ?」
いえいえ、それはあなたの日本語脳が発動してるだけ。タイ語で「โจ๊ก（ジョーク）」とは、お粥のこと。特にお米の形がほぼなくなるまでトロットロに煮込んだ中華系スタイルのお粥を指します。

これがまたね、朝から食べるには最適すぎるやさしさ。体調が悪いとき?ジョーク。二日酔いの朝?ジョーク。恋人にフラれた朝?やっぱりジョーク（涙も吸ってくれる）。

---

タイのジョークってこんな感じ

日本のお粥とどう違うかというと──

• お米が原型を留めていない!
  ほぼスープ!でもご飯!不思議な存在。

• 具が自由すぎる!
  定番は豚ひき肉団子（ムーサップ・ルークチン）入り。
  生姜の千切り、パクチー、ネギ、そしてトドメの半熟卵をポトン。
  中にはピータン入りのジョークも!

• 味つけはシンプルだけど深い
  鶏ガラスープに塩味ベース。
  食べる人がテーブルの上でナンプラー、醤油、酢、胡椒で自分好みに仕上げるスタイル。

---

屋台で買うのが王道!でも自分でも作れるよ

バンコクの朝、道端の屋台からは湯気がもうもう。
「ジョーーク、ジョーーク!」とリズムよく叫ぶおばちゃんの声。あの声で目覚めると、「あ、今日もタイだな」って実感するんです。

でも田舎に住んでたり、外出が億劫な方、ご安心を!
ジョークは家でも意外と簡単に作れちゃうんです。しかも自分好みにカスタマイズ可能。

---

おうちで簡単ジョークレシピ（2人分）

材料:

• ご飯（炊いたもの）:お茶碗2杯分（冷ご飯でもOK）

• 水:3カップ

• 鶏がらスープの素:小さじ2

• 豚ひき肉:100g

• 生姜（千切り）:少々

• ネギ（刻んだもの）:適量

• パクチー（苦手なら省略可）:少々

• 卵:2個（お好みで）

• ナンプラー、胡椒、醤油:適宜

作り方:

1. まずはご飯をスープに変える!
   鍋に水とご飯を入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にして、お米の形が溶けるくらいまでぐつぐつ煮込む（約15分）。

2. 豚団子を作る
   豚ひき肉に塩少々、胡椒少々で味をつけ、小さめの団子に丸めておく。
   お粥がトロトロになってきたら、スープの中にそのまま投入!

3. 卵を落とすなら今!
   卵をそのままポトンと落とす。半熟好きなら火を止める直前に。
   ガッツリ火を通したい派は、少し前に入れてください。

4. 仕上げ!
   器に盛り、生姜、ネギ、パクチーを散らして完成。
   食べるときにナンプラーや胡椒で味を調整!

---

ジョークで始まる1日って、ちょっと幸せ

ジョークは、胃にも心にもやさしい朝のごちそう。
忙しい日も、眠い朝も、ちょっと疲れた日も、ジョークを食べると「あ、まだがんばれるかも」って思えたりします。

タイ人に「ジョーク食べた?」と聞けば、それは「元気?」の裏返し。
ジョークには、お粥以上のなにかがあるのかもしれません。

さあ、明日の朝はちょっと早起きして、ジョークで1日を始めてみませんか?

 

---

---

 

---

 

 

 

[/balloon_left]