【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 タイのチキンビリヤニ!?「カオモッカイ」を食べなきゃ始まらない!
こんにちは、屋台大好きタイ飯マニアです!
今日は、タイ南部やムスリム系の食堂でよく見かける、でも観光客にはちょっとマイナーなご飯、「カオモッカイ(ข้าวหมกไก่)」をご紹介します!
直訳すると「鶏を埋めたごはん」…なんだかミステリアス。
でも一口食べたらびっくり! これはまさにタイ式チキンビリヤニ!?
どんな料理?
カオモッカイは、ターメリックやシナモンなどスパイスたっぷりの炊き込みご飯に、やわらか〜く煮込まれた鶏もも肉がドーンと乗った豪快な一品。
タレ(ナムジム)は甘酸っぱくてちょっとピリ辛。これがまた鶏とごはんにベストマッチ!
一見カレー風なのに、まったくカレーじゃない。インド料理のようで、しっかりタイ料理。
これぞ「東南アジアのハイブリッドグルメ」って感じです!
屋台での楽しみ方
屋台では、銀色の炊飯器からカオモッカイをよそってくれるスタイルが定番。
注文すると、ピカピカ黄色のご飯の中から、ホロホロの鶏が登場!
タレをかけて、揚げエシャロットをパラパラ…。
たまに謎のピンク色の漬け物もセットでついてきます(あれも意外といい仕事するんですよ)。
自宅で作れる!簡単カオモッカイレシピ
【材料(2人分)】
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鶏もも肉 2枚
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米 1合
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玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
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ターメリックパウダー 小さじ1
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ガラムマサラ 小さじ1
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シナモンパウダー 少々
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にんにく 1かけ(すりおろし)
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塩 少々
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鶏がらスープ(または水) 200ml
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サラダ油 適量
【タレ(ナムジム)】
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きゅうり(みじん切り)大さじ2
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酢 大さじ2
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砂糖 大さじ1
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青唐辛子(お好みで)1本みじん切り
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塩 少々
【作り方】
① 鶏もも肉にターメリック・塩をまぶして10分ほど置く。
② フライパンに油を熱し、玉ねぎとにんにくを炒めて香りを出す。
③ スパイス全部投入。香りが立ったら鶏肉を焼く(中まで火が通らなくてもOK)。
④ 炊飯器に洗った米、炒めた具材、スープを入れてスイッチオン!
⑤ タレは全部混ぜるだけ。甘酸っぱくてちょっと辛めにするのがポイント。
⑥ ご飯が炊けたら、お皿に盛って、揚げ玉ねぎやパクチーがあればトッピング!
まとめ:一度食べたらやみつき!
カオモッカイは、インドの香り、タイの旨味、そしてお母さんの優しさ(?)が混ざったような癒し系スパイスご飯。
辛さ控えめなので、辛いのが苦手な人にもおすすめ!
「今日はちょっと変わったタイごはんが食べたいな~」って時は、ぜひカオモッカイ、試してみてください!

🟡筆者よりひとこと🟡
スパイスの香りがふわっと広がるカオモッカイ、ちょっと疲れた日のごはんにぴったりなんです🍛🐔
タイに住んで20年、まだまだ知らない美味しさに出会えるのがこの国の魅力。
「なんだか面白そう」と思ったら、ぜひ一度おうちで作ってみてくださいね!
バンコクではじめて食べたのはプラカノン市場の近くイスラム教寺院の隣のコンドミニアムに住んでたときです。ドライカレーに大きな鳥のもも肉がのっかっていて食べてみたら気持ちは中東の異邦人。セブンのデリバリーでも食べましたがやっぱり本場の味が一番です。タイで生活するならプラカノンも楽しいですよ。タイ人向けタイマッサージのお店もたくさんあります。タイ語ができないとちょっと無理かも。