【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 揚げて笑おう!タイのソウルフード「トート・マン・プラー」の魔力にハマった話
タイって言うと、やっぱり「トムヤムクン」とか「グリーンカレー」とか、名前からして攻撃力高そうな料理が浮かぶ人が多いと思うんですよ。でもね、ちょっと待ってくださいな。地味だけど、確実にハートを掴む、そんなおかずがあるんです。
その名も 「トート・マン・プラー(ทอดมันปลา)」。
え、なんか怪獣の名前みたい? いえいえ、これ、タイ風の魚のすり身揚げ。日本で言うところのさつま揚げにちょっと似てるけど、香りとピリ辛具合がぜんっぜん違う!
トート・マン・プラーとは?
「トート」は揚げる、「マン」は油、「プラー」は魚。つまり、**「魚の油揚げ」**という直球すぎるネーミング。でも油断しちゃいけない。これがめちゃくちゃ美味いんですよ。
一口かじれば、サクッとした表面のあとに、ふわっと広がる魚の旨味。そしてやってくる謎の香り…そう、これは「バイマックルー(こぶみかんの葉)」の香り!初めての人は「え、葉っぱ食べて大丈夫?」ってなるけど、大丈夫、むしろそれがクセになるんです。
そして辛味もピリッと効いてる。タイの屋台で食べると、たいてい唐辛子マシマシで「うわ、なにこれ、辛っ…でももう一個…!」ってなるやつです。
家で作れる!トート・マン・プラー簡単レシピ
さあ、みんなでトートマンしよう!スーパーの魚売り場がホームグラウンドに早変わり。今回は日本でも比較的手に入る材料で作れるレシピをご紹介。
材料(4人前くらい)
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白身魚の切り身(たら・すずき・はたはたなど)…300g
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赤カレーペースト(市販でOK)…大さじ1
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卵…1個
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ナンプラー…大さじ1
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砂糖…小さじ1
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バイマックルーの葉(乾燥でもOK)…5枚くらい(千切りに)
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インゲン(細かく切る)…50g
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揚げ油…適量
作り方
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魚の骨と皮を取って、フードプロセッサーでミンチに。手動で包丁トントンでもOK!
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卵、赤カレーペースト、ナンプラー、砂糖を加えて混ぜまくる。愛を込めて練りましょう。
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バイマックルーの葉とインゲンを加えて、さらにこねこね。
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手に油をつけて、小判型に成形。厚さは1cmくらいがベスト。
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中温(160〜170℃)の油で揚げて、両面がきつね色になるまで揚げたら完成!
どう食べる?
定番は甘酢ダレやスイートチリソースをちょこっとつけて。でも、マヨネーズと七味の組み合わせもアリ。ごはんと一緒に食べるもよし、ビールのアテにするもよし。お弁当に入れても「なにこれ!?うまっ!」って言われること間違いなし。
実はヘルシー?それとも罪?
魚メインだからヘルシー!…と思いきや、揚げてますからね。ちゃんと罪の味もする(笑)。でも、冷凍保存もできるし、電子レンジで温めてもそこそこ美味しい。冷蔵庫に常備しておくと「今日ごはん作りたくない」って日にも救世主になってくれます。
まとめ:トート・マン・プラーは愛である
見た目は地味。でも一度食べたら忘れられないあの味。スパイシーでエスニックなのに、どこか懐かしさも感じる…そんなトート・マン・プラー。タイの台所の片隅から、今日も世界中の胃袋をじわじわ攻めているのです。
今夜は揚げてみませんか?油と魚と葉っぱの三重奏に、きっと心もお腹もふんわり満たされるはず。

🥢 こんにちは!タイの田舎でワンコたちに囲まれながら、のんびり暮らしてるタイ料理好きのチャンモンです🐾
今回はタイの「トート・マン・プラー」を愛をこめて紹介してみました!
地味だけどクセになる、まさに"縁の下の旨味番長"的存在。
一度作ってみたら、あなたもきっとこの魚の沼にハマるはず🎣🔥
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きのうのお昼はセブンのデリバリーでミニサイズのトートマンプラーと酸っぱい魚のお弁当でした、もっと大きいの食べたいです。
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