カフェ人気!昨年から20%売り上げ増、コンラクルン、ラオチャナが後押し

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ォーティーワンコーヒーの店構え
ォーティーワンコーヒーの店構え
エムクオーティエにある長居できるスターバックス
エムクオーティエにある長居できるスターバックス
政府の半額援助などが利用できる表示
政府の半額援助などが利用できる表示

バンコクの街角で相変わらず増えている店といえばカフェ、コーヒー店。店頭の持ち帰りであったり、喫茶風であったり、新しい商業ビルにはこぞってこういった店が出店している。

前回、取り上げたアカ・メーチャンタイのカフェ店も、サトン通りのエンパイアタワーに家賃10万バーツで出店しているが、まわりを見回すと、とにかくカフェ店の多いこと。それぞれの階に数店あり、1杯100バーツほどもするアイスコーヒーで、競争を勝ち抜けるのか、という気もしてくる。

ところで相変わらず、今年になってもアイスコーヒーの需要はタイ人向けには堅調で、昨年12月の大量のコロナ感染者ののち、この1月は日本人の多いプロンポン駅周辺も、ステイホームなどで、人もまばらだったが、2月に入ってようやく、オフィス勤務者も戻ってきて、タイ自由ランドのあるソイ41のフォーティーワンコーヒーはスタンド型カフェ店で、日本人の利用者も多く、1杯が40バーツで手頃な価格で本格的なアイスコーヒーが飲めると好評。

現在は1日の売り上げが6000バーツ以上となり、昨年12月の平均5000バーツから20%以上。1月の落ち込みでは売り上げが2000バーツほどになったが、「コンラクルン」「ラオチャナ」「タイ政府の貧しい人救済サワディカーン」で、割引きになるアプリをタイ人が使っており、それにより売り上げが伸びたという。例えば、40バーツのアイスコーヒーで「コンラクルン」を利用すると、20バーツで買えて、タイ政府の援助は20バーツ。店側は全額の40バーツが銀行に入り、それをスマホでお互いに決済するというもの。

1日の売り上げ6000バーツのうち、割引きアプリの利用が2500バーツほどになり、それらはモバイルでのやり取りでしか成り立たない。なので、日本人などはそれらの援助がないので、現金で40バーツで購入するということになる。

プレミアムなコーヒーとして、タイ人の間で根強い人気があるスターバックスは、新しいオフィスビルやショッピングモールでは必ず入店していて、同社によると、現在はタイで417店あり、2022年末までに600店に増やすとしている。

現在はキャッシュレスでのタイ政府援助があるが、タイでは日本と同じように現金での支払いが主流で、スマホでの支払いは遅れているが同社では、50店舗をキャッシュレス店として、各種カードなどでの支払いに限っており、今後さらにキャッシュレス店を増やしていくとしている。

キャッシュレスの方法では、クレジットカードやデビットカード、 QRコード、スターバックスカード、スタバのアプリ、スターバックスラインマイカードなどで(2面へ)
支払いができる。

また、最近はアプリで前もっての支払いもOK。

この2月にはアイコンサイアム7階に同店最大の1200㎡以上のスペースでの店をオープンし、同店では初めてのタイ産の豆を使ったメニューなども出しており、今後もさらにタイ人の間でもカフェ人気は続きそうだ。

 

2020年9月5日 タイ自由ランド掲載

 

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