スパの失業者も救済を

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タイのバンコクや観光地では、スパ、マッサージなどの事業は、営業を許可されており、コロナ禍でいち早く観光地の観光客誘致ををはかっているが、ワクチン接種がまだ行われていないなかで、コロナ感染を防ぐため、人との接触を回避するため、スパやマッサージの営業回復はまだこの先になりそうだ。

そんななか、タイスパ協会長によると、マッサージ師など失業者が出ている24万人に対して、タイ政府が救済措置を取るよう提案しており、1ヵ月の給料1万5千バーツの半額の7500バーツを6~12カ月支給するよう提案している。これはすでにホテル協会がスタッフなどに対して支援策を提案している内容と同じもので、マッサージ師などの救済のためにも同じ措置を取るよう政府に求めている。

数字に関しては、スパやマッサージの許可を取っている8千ヵ所で働く30万人のうち、失業者などが80%の24万人にのぼると試算している。

また、タイでスパやマッサージの事業が維持できなくなり、中国の投資家らが事業を購入し、また中国でもタイのスパやマッサージの育成を行っていて、中国人による事業が広まることにも警戒している。

 

2021年3月5日 タイ自由ランド掲載

 

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