「すまいの便利屋さん」雨漏り、2重、3重の防水処理工事、コンドーの雨漏り 防水工事 プロンポンのYN様宅

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①窓枠の下部分のシリコーン打ち
①窓枠の下部分のシリコーン打ち
②内部、コンクリート打ち継ぎ部分のシリコーン打ち
②内部、コンクリート打ち継ぎ部分のシリコーン打ち
③内部の防水塗装
③内部の防水塗装

雨漏りで床のフローリングが盛り上がる

YN様から「雨漏りで困っている。何とかしてほしい」と連絡があったのは9月。ちょうど雨が大量に降る時期です。

早速お宅にお伺いして状況を見せていただきました。室内の床は木のフローリングでした。窓側中心に、木の板が水を含んで盛り上がっています。一部腐れの出ているところ、キノコが生えているところもあります。

窓回りが主原因

状況を聞くと、どうも風が強く、雨が大量に降るときに特に滲み出てくるようだとのこと。水がしみている部分の床を剥がし、水漏れの状況をまず調べました。次に窓の外側をひと通り調べました。すると、窓枠の下の奥に入り込んでいるところが怪しいと分かりました。工事不良とシリコーンの劣化が原因と思われます。この下の部分のシリコーン打ちを行い、その後、様子を見ました。

隣の部屋部分からも水が回ってきている可能性

これで雨もりがほとんど止まりましたが、まだ少し染み出てきていました。雨漏りの修繕は原因調査が難しいです。もう一度内部の雨漏り状況をチェックすると、どうも隣から水が漏れているのでないかと思われました。また、雨漏れ部分よりも若干下の部分のひび割れからも雨が上がる可能性もあります。これらの箇所にもう一度シリコーンを打ちました。

「打ち継ぎ」部分の防水処理

さらに内部からも防水処理をしました。コンクリートの打ち継ぎ部分から水が染み出ている形跡がありました。ここから水が滲み込んできたのはほぼ確実です。ここにシリコーンを打ち、さらにその上に防水塗装をしました。コンクリート製の建築物は、一階ごとにコンクリートを打っていきます。下の階のコンクリートを打って、次の作業をしてからその上の階のコンクリートを打ちます。これが打ち継ぎ部分です。この打ち継ぎ部分の結着が悪くなりこの部分からの雨漏りが生じます。

日本ですとこの打ち継ぎ部分には通常防水処理をしますが、タイではあまりこの処理をしていないのかと思われます。

以上のような雨漏りの防水処理を行いましたが、これでほぼ、雨漏りはしなくなると思われます。
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2020年1月20日 タイ自由ランド掲載