BTSプラカノン駅周辺で単身者向けの店が急増

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プラカノン駅周辺が様変わり単身者向けの 店が急増

 

日本人在住者が増加すると共にプラカノン駅周辺には、日系飲食店が徐々に増えてきています。

先月にはBTSの駅の真横のコミュニティモール「サマーヒル」1階に、居酒屋555がオープン。駅直結ともいえる便利なロケーションで、日本人だけでなくタイ人客も多く訪れています。

「サマーヒル」には、レンタルオフィスとコワーキング・スペースを兼ね備えた貸しオフィススペースがあり、隣には今年末に完成予定の「サマーハブ」という6階建てのオフィスビルを建設中。ここで働く人が増えるとプラカノン駅のスクムビット通り偶数側も活気が出てきそうです。

日系飲食店は、駅から徒歩4~5分の通称ピーディー3(Pridi Panomyong 3)と呼ばれるソイ69と71を結ぶ通りに集まっていて、仕事帰りの晩酌などで、ひとりでも気軽に利用しやすい、こじんまりとした雰囲気で、1階にカウンター席、2階、3階に座敷や小上がりといった店が多く、プラカノンに多い日本人単身者の需要に応えた業態といえます。

この様な需要に早くから応え、店舗を増やしていったのが、プラカノンだけで4店舗を展開するうま食堂です。

とにかく定食の種類が多くて、何度来ても飽きないバラエティに富んだメニューが特徴。値段はリーズナブルで、晩酌用のつまみ類もいろいろあり、まさに単身者のニーズを掴んでいます。 うま食堂は自らを場末の食堂と呼んでいますが、そういう飾らない庶民的な雰囲気も、週に何度も通いやすい要因になっています。

気軽に日本食を楽しめるということで、最近は日本人以外の客の割合も増えているようです。

日系飲食店の並ぶピーディー3は、高層コンドミニアム・スカイウォークを中心とした複合施設Wディストリクトの裏手にあり、同敷地内にある、屋台村Wマーケットと繋がっています。

Wマーケットは飲食店の屋台が30店舗ほど集まっており、タイ人客がメインですが、日本人の屋台もあり、近隣に住む日本人もよく利用しています。

屋台村と言ってもタイのローカルな屋台ではなく、タイ人の若い中間層をターゲットにしたモダンなビアガーデンといった雰囲気で、ピーディー3には、同じ客層が好みそうな、タイ人オーナーのこだわりのある小さなカフェが立て続けにオープンしています。

タイ人の視点では、この一角はちょっとしたお洒落スポットになりつつあるのかもしれません。

ピーディー3には、リサイクルショップも集まっていて「東京ジョー」と「マサル」があり、「東京ジョー」はこの通りに3店舗もあります。

駅前のサマーヒル1階にトレジャーファクトリーのタイ2号店がオープンしており、プラカノンは日系リサイクルショップ密集地帯でもあります。

プラカノン通り側のピーディー3の角には、豚肉ビュッフェで賑わう韓国料理店があり、スクムビット通りとプラカノン通りの交わる角にも、韓国料理店がありますが、日系飲食店と違うのは、両店とも韓国人の単身者をターゲットにした店ではなく、タイ人ローカル向けです。

日系企業のタイへの赴任者は、以前より単身者の割合が高くなる傾向で、プラカノン周辺での単身者向け飲食店の需要は、今後も高まると思われます。

 

 

2018年4月5日 タイ自由ランド掲載

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