オフィスビル「ザ・パーク」がオープン!シリキッドの完成で、イベント期待!

読了時間 2
クロントゥーイの交差点に出来た THE PARQ
クロントゥーイの交差点に出来た THE PARQ

オフィスビル「ザ・パーク」の地図

ラマ4世通りに面するTHE PARQ
ラマ4世通りに面するTHE PARQ

このコロナ禍にオープンしたのが、ラマ4世通りのミクスドユース「ザ・パーク(THE PARQ)」。商業スペースが1~3階の1万2千㎡、オフィススペースが4~16階の6万㎡。今回は実際に行ってみました。

地下鉄MRTコンベンションセンター駅のすぐそばで、クロントゥーイの交差点の目立つ場所に、かなり大きな建物で、高さはあまりないが、横に広い感じ。立地的には、となりのシリキットコンベンションセンターが工事中なので、ここが完成すれば、イベントに来る人がこちらにも流れてくるという感じになるでしょう。

通りをはさんで、オフィスの FYIセンターはありますが、何となくクオリティが違う感じで、斜め向かいはクロントゥーイ市場、また真横にはこちらも大きくそびえているのですが、メッド・パーク・ホスピタルがありますが、人の流れが相互に見込めるという感じではありません。

さて、9月にグランドオープンしたザ・パークですが、1階正面の商業スペースを入ると、目に飛び込んでくるのがカフェ、喫茶。コーヒー屋さんばかりです。こんなにたくさんカフェ、喫茶でいいの?という感じですが、レストランがあまりありません。スターバックスもとにかく広いスペースを陣取っています。コロナ禍で飲食店は売り上げが落ちており、テイクアウトのアイスコーヒーなどが伸びているようです。

ユニークな階段のカフェ・BRAVE
ユニークな階段のカフェ・BRAVE
フードリパブリックによるフードコート
フードリパブリックによるフードコート
フードコート内の落ち着ける店内
フードコート内の落ち着ける店内
和・Peace オリエンタルティーハウス
和・Peace オリエンタルティーハウス
フードコート内のパッタイ店
フードコート内のパッタイ店

和・Peaceのティーハウス、階段に座るユニークなBRAVE、おなじみのカフェ・アマゾン、Tim Hortons、カフェ、ティーのThesis、エカマイマキアート、KFCなど。

外から見た感じとは違い、1階の店舗は小さな店を含め15店舗ほどはあります。そのほか、1階には、グラミービルにある日本料理店の朋友もあります。

そして2階に上がって、こちらは飲食店も多く、フードリパブリックによるフードコートですが、見た感じここが一番、入って食べたくなるようなスペースでした。パッタイ店やラーメン店など、試してみたくなる感じです。そのほか、日系では牛角、温野菜、すき家、SAKAEが入っていました。2階は全体的に70%ほどしか入居していないので、全店が揃うのは来年になってからでしょうか。

あと、3階もあって、上がるとフィットネスのjettsがあり、屋外にも出られて、そこからの眺めはシリキットセンターの方で、中華学校があるんですね。中国系タイ人の住まいもあるようです。この中華学校の光景を以前、見たような気がしますが、このザ・パークが建設される前、さら地になり、その学校がラマ4世通りから見渡せたのだと思います。

このザ・パークはミクスドユースの建物ということで、複合施設だと思うのですが、確かに1~2階は飲食店スペースですが、あとはオフィスビルのようで、ちょっと規模は小さいです。コンドミニアムやホテルもあれば、昼夜の人の流れがあると思いますが、そこまではないようです。


ところで、オフィスビルを先ほど外から全体を見渡して、明かりがついているのがよく見えたのですが、40%ほどの入居だったです。

このコロナ禍でデモも起こる中、まわりがビジネス街ではないところでのポツンと出来た建物で、商業スペースではなかなか集客は難しいと思われます。

さきほど言ったように、シリキットコンベンションセンターの改装等が済んで、もう少しこちらのイベントにも人が来るようになれば、この1~2階のレストラン街にも人が流れて来るように思われます。

ザ・パークと同じTCCグループによる巨大 プロジェクトONE BANGKOKが次の次の駅のルンビニ駅前に2023年に出来上がり、そちらは人で賑わうことが予想されますが、それがこちらにも波及するのかというと、同じラマ4世通りではありますが、やはり2つ駅が離れているので難しいでしょう。たばこ工場も合わせた総合開発も計画があるようですが、この状態ではまだ10年以上は先のことでしょう。

一方、ザ・パーク内の飲食店の従業員の募集は、近くにクロントゥーイ住居密集地などがあり、難しくはないのかも知れませんが、オイシグループのビュッフェ「SAKAE」では、マネージャーアシスタントで、1ヵ月1万5000バーツ++、新規スタッフ、皿洗い、メイドは1ヵ月1万750バーツ++、パートタイム は1時間45バーツ。

一方、チェーン店のSUBWAY(見たところまだオープンしていない)は、年齢22~40歳までで高卒以上、1ヵ月1万5000~1万7000バーツ、+福利厚生、+食事1食などとなっており、現在、ミャンマー人なども入国ができない状況なので、1万5000バーツに届かない給料には、タイ人ではなかなか補充ができない状況です。

 

2020年12月5日 タイ自由ランド掲載

 

Facebookの投稿
Google Map

 

 

関連リンク