【タイの田舎の小さな家から】タイ古式マッサージを30日で学ぶ|Day14 受け手の身体の読み方

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Day14

受け手の身体の読み方

触れた瞬間にわかること、わからなくていいこと

タイ古式マッサージを学び始めると、
多くの人が不安になります。

  • 正しく見抜けているだろうか

  • コリの原因を当てないといけないのでは

  • 判断を間違えたらどうしよう

ですが、タイ古式では
「診断しない」ことが大前提 です。

今日は、
その理由と「読み取り」の本当の意味を解説します。


1. タイ古式は“診断”を目的としない

タイ古式マッサージは、
医療行為ではありません。

  • 病名をつけない

  • 原因を断定しない

  • 良い・悪いで分けない

代わりに行うのは、

「今、どう在るか」を感じ取ること

これは判断ではなく、
観察に近い行為 です。


2. 触れた瞬間にわかること

最初の一触れで、
実は多くの情報が伝わってきます。

  • 呼吸の深さ

  • 皮膚の温度

  • 緊張の方向

  • 身体の“受け入れ度”

これらは
分析しなくても自然に感じられます。

大切なのは
「感じたことを、すぐ結論にしない」
という姿勢です。


3. わからなくていいことがある

タイ古式では、
次のようなことは
無理に知ろうとしません。

  • なぜ痛くなったのか

  • いつからの問題か

  • 心の原因は何か

これらを追い始めると、
施術者の頭は忙しくなり、
手は鈍ります。

わからないままで、触れていい

これが
とても重要な考え方です。


4. 「読む」とは、反応を追うこと

タイ古式で言う
身体の「読み取り」とは、

  • 圧を置いたとき

  • ストレッチに入ったとき

  • 呼吸が変わったとき

その瞬間の反応を感じ続けること です。

正解を探すのではなく、
身体が示す「次」を待つ。

まるで会話のように、
一方的にならないことが大切です。


5. 診断しないからこそ、深く届く

面白いことに、
診断しようとしない施術ほど、

  • 相手は安心し

  • 身体は開き

  • 深い変化が起こりやすくなります

それは、
「評価されていない」
「操作されていない」
という感覚があるからです。

タイ古式マッサージは、
信頼の上に成り立つ施術 なのです。


まとめ:

Tensui
Tensui

タイ古式の「身体の読み方」

  • 決めつけない

  • 当てにいかない

  • わからないことを恐れない

触れた瞬間に感じたことを、
ただそのまま受け取り、
反応を追い続ける。

読むとは、支配することではない。
寄り添い続けること。

それが
タイ古式マッサージの読み取りです。


次回 Day15 予告

「基本姿勢と重心移動」
なぜ“正しい立ち方”が
そのまま施術の質になるのか。
動かないようで動いている
タイ古式の身体操作に入っていきます。

このシリーズ、
思想編がここで一段落し、
次からいよいよ身体操作が本格化します。