米買い取り問題が身近に迫る


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仕事が終わったあと、たまには社内のタイ人に缶ビールでもと、買ってきて、社内で飲んでいた。そうすると、タイ人女性がなぜか泣き出すので、「なにか、クリアット(ストレスのたまる)ことでも?」と他のタイ人が聞いている。そこに自分が割って入って、そもそもタイ人が泣くっていうのは、男が別れ話を持ちかけてきたか、そうじゃなければ、ローンを払えなくなったとか、そういうことでしょと冗談っぽく問いかけた。そうすると、そのタイ人女性は、「お姉さんが、お金に困っている。今まで一度も私にお金を貸してと言うことはなかった。今回、政府が米を買い取ってくれるといい、ずっと待っているが、順番待ちで、まだ支払いがない。それで困っている」と打ち明けた。

「なるほど」。ばらまきタイ政府で、以前は地方の、特にイサーンや北部の支持を受けたタクシン政権も、今回のばらまきは、米の買い取りで、スムーズにはいっていないよう。というか、インラック政権への反発に拍車をかけており、以前のタクシン支持が揺らいでいるよう。

「なるほど。だから今回はデモがなかなか収まらず、買い取りをしてくれない政府に対して、農家らの反発があるのか」

日本人のタイでもビジネスにも多大な影響を及ぼしている今回のデモ。どのような解決策になるのか、長年、タイにいるが予測ができない。 (M)

 

2014年2月5日 タイ自由ランド掲載