「ナコンラチャシーマー県コーククラーン区行政 機構における多目的給水車整備計画」への支援

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川村博司臨時代理大使(中央左)とコーククラーン区行政機構のソンウォン・ナームノン区行政機構長との間で執り行われた署名式

川村博司臨時代理大使(中央左)とコーククラーン区行政機構のソンウォン・ナームノン区行政機構長との間で執り行われた署名式

日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により「ナコンラチャシーマー県コーククラーン区行政機構における多目的給水車整備計画」にかかる総額2,509,500バーツの支援を決定しました。

令和元年12月25日、在タイ日本国大使館において、川村博司臨時代理大使と同区行政機構のソンウォン・ナームノン区行政機構長との間で署名式が執り行われました。

コーククラーン区はタイ東北地方にあたるナコンラチャシーマー県プラタイ郡に所在し、約6,000人が生活しています。タイの中では降水量が少ない地域で、特に近年は異常気象により乾季の干ばつ被害が深刻になっています。区内各集落には貯水システムがありますが、干ばつになると小さい池などの水源は枯渇してしまいます。生活用水の不足により、住民は食材や食器の洗浄、手洗いを含める洗身などの清潔保持、トイレの水洗などに使用する水を制限しなければならず、また長期間におよぶ家庭用水瓶等への貯水では虫が発生する事もあり、不衛生な生活を強いられています。加えて乾燥で火災が起こりやすく、被害も広がりやすい状況です。

水不足時には、区行政機構と住民たちから成る防災担当チームが区内に4ヶ所ある大きな水源から水を運搬して生活用水の供給や消火活動を行っていますが、区行政機構は給水車を所有しておらず、必要時には他の地域の給水車を借りなければなりません。しかし、プラタイ郡全体でも給水車は2台しかなく、周辺地域も同様に干ばつ被害を受けていることから生活用水供給と消火活動が十分に行えていません。

このような状況を受け、日本政府はコーククラーン区行政機構に給水車1台を整備する事により、コーククラーン区とその周辺地域の消火活動および生活用水供給活動を迅速に行える環境が整うと判断し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を決定しました。

2020年1月20日 タイ自由ランド掲載