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人気店がランナム通りから移転

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在タイの長い日本人なら、一度は聞いたり、行ったことがあるかもしれない、ランナム通りの有名なイサーン料理店「ティダイサーン」が、先月5月いっぱいで閉店してしまいました。

BTS戦勝記念塔駅降りてすぐのランナム通りは、イサーン料理の店が多い通りとして有名で、ローカル風情が漂いながらも、旅行者が多く訪れる活気のある通りです。

地元に住んでいるタイ人によると「10年位前はランナムに来る日本人旅行者が今よりもずっと多く、毎日たくさん見かけた」とのことで、きっと当時は、タイ観光といえば、カオサンや王宮周辺のお寺、シーロムのパッポン・タニヤに加え、ランナム通りも定番のコースに入っていたのでしょう。最近は8割が中国人客で、免税店キングパワーの影響が大きいようです。

それでも、いまだに日本人旅行客は多く、特に「ティダイサーン」は外国人でも食べやすい味付けが特徴で、地元のタイ人から中国人、欧米人、日本人と連日にぎわいを見せていました。

しかし、ランナム通りはとにかく家賃が高く、毎日満員の状態でも利益を出すのが大変とのことで、お店の契約期間が満了したのを期に、10年以上の歴史に幕を閉じました。

ティダイサーンの隣には、2年前まで南タイ料理の店「マリカ」がオープンしており、こちらもタイ人を中心に人気の店でしたが、同じく家賃の高さを理由にラマ9方面へ移転しました。

その後は、どんな店ができるのだろうと楽しみにしていましたが、当初は、ワンプレートの格安ステーキ店がオープンするとの話があったようですが、これも家賃が高いとのことで話がなくなり、結局セブンイレブンがオープンしました。

その他、地元の人にも人気のお店が次々閉店しており、ランナム通りの真ん中ら辺にあるサンティパープ公園の近く、なんと30年以上続いたルークチン・プラー(魚のつみれ)のクイティアオ屋さんも先月5月でお店を閉じました。

お店の入居する建物(アパート)を取り壊し、中国人客をターゲットにしたホテルを建てるとのことで、クイティアオ屋のおじいさんは、「移転先を探してもよいけれども、もう年だからね」と閉店を決めたようです。

すぐ隣には、人気の牛肉のクイティアオ屋さんがありましたが、こちらは少し前にラチャプラロップ通りへ移転しました。

また、ランナム通り入口付近では、コンドミニアム建設のため、通り沿いのタイ料理店がいくつか撤退しました。中には、地元の人に人気のあった、こじんまりした美味しいイサーン料理店もあり、そういった人気のお店が次々なくなってしまうのは残念です。

過去にはランナム通りは、現在のサンティパープ公園のある一帯がスラム街で、今ほど治安のよい通りではなく、その後、公園、セブンイレブン、キングパワーなどが次々できてくると、徐々に観光客も増えはじめ、現在のようなにぎわう通りになったそうです。

そして、ここ数年の間には、中国人観光客が多く訪れる場所となり、ホテルやマッサージ店なども増えはじめ、また、コンドミニアムの開発も計画され始めました。ランナム通りは今後もさらに変わっていくようです。

2016年6月20日 タイ自由ランド掲載

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