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中古車急増で価格下落

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中古車急増で価格下落

中古車急増で価格下落

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以前はタイは中古車価格が高いというイメージがあったが、現在は下落している。自動車の買取・販売のフランチャイズチェーン「アップル」(本紙13面広告参照)がタイで運営するアップル・オート・オークションによると昨年1年だけで、車種にもよるが平均30%程落ちたという。

 

アップルの久保和喜社長は、中古車価格の下落した理由は、政府主導の新車購入支援の10万バーツ補助などで、本来バイヤーでない人達まで巻き込んだ販売拡大が原因のひとつで、その影響が今出てきていると話す。

ガソリン代、保険代など諸費用まで考慮していなかった無計画な購入者が、結局維持できなくなり一斉に手放した車が中古車市場に溢れることとなった。

ローンを払えなくなり手放された車は、オークションに流れ込んできている。アップルではバンナートラッド通りで毎週火曜日と水曜に中古車オークションを行っており、先日、社長の案内でオークションを見学させてもらった。オークションは盛況で、参加者は念入りに車をチェックしていた。参加しているのはタイ人の業者がほとんどだが、個人でも参加できるという。

とにかくこの1年で中古車台数は極端に増えたと話す久保社長。バンナートラッド通りのオークションセンターには、見渡す限り中古車が並んでいた。

三菱のピックアップを指差し「2年前なら40~50万Bの値が付いたけど、今は25万Bですよ」と久保社長は言った。

タイでよく見かける中古車販売店は、ビニールの屋根を張っただけの簡易な作りでテントと呼ばれ、ラチャダーピセーク通りやシーナカリン通りなど幹線道路沿いに多くある。この手の販売店は、中古車価格下落と販売不振の煽りを受け、最近は閉店するところが増えていて、潰れた後はコンドミニアムの建設予定地になっていたりする。

実際にいくつかのテントに行ってみたが、ひとつの業者がテント全体を使っている場合もあるが、ほとんどはいくつかの業者が、ひとつのテントに寄り添って営業している。テントでの販売は、売りっぱなしが基本で、目利きでないと、中古車の良し悪しを見分けるのは難しい。年式も走行距離もセールスタッフの話もあまり当てにならないので日本人購入者にとってハードルが高い。

テントでは試乗はできないと聞いていたが、訪れた店舗ではどこも試乗オッケーだった。保証期間に関しては、販売後7日間のみというところから最長6か月まで、まちまちだったが保証の内容は、簡単なメンテナンス程度で、不具合があった場合は実費で払わなくてはならないと言われた。

試しに知り合いの車をテントで査定してもらった。車種はシボレー・クルーズ(普通のセダン)1・6L。走行距離は6万キロで、事故歴・故障歴なく外装もきれいだ。4年前に80万バーツで購入したというが、査定では35万Bだった。これは下取り価格で、売却だけなら30万B程と言う。調べてみると似た条件の同車種の中古車は大体40万~45万Bで販売されているので、業者の利益は5万から10万Bだろう。

軍事政権発足以降、ローンの審査も厳しくなっており、それも中古車販売不振の原因になっている。免税政策の時には、他人の名義を借りて購入するケースが多く発生し、名義を貸したばっかりにブラックリストに載ってしまい、いざ本人が車を買おうとした時にローンを組めないケースや、中古車価格の下落により、車を売却しても債務を返済できない人も増加。経済サポート政策の反動が悪循環を生んでしまった。

久保社長は、今のタイの中古車市場は、正常になる過渡期と話す。国内の中古車が適正量になれば、中古車価格も安定し、タイ人も無理なローンを組まずに車を買えるようになる。それがアップルがタイでオークション事業を始めた趣旨のひとつであるというが「タイの購入者は、もっと計画性を持たないといけない。高速代はソムタムより高いんですから」とも語った。

2014年9月20日 タイ自由ランド掲載

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