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ソイ・アーリーで流行している日本料理店は一体どんな店なのか?

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ソイ・アーリーで流行している日本料理店は一体どんな店なのか?

BTSアーリー駅周辺はローカルな雰囲気を残しつつも、ソイの少し奥に入れば閑静な住宅街が続くハイソエリアで、一軒家を改装した小洒落た飲食店なども点在しています。

特にBTSから歩いてすぐの大通り、ソイアーリー。この通りにはレストランやバーが密集しており、ソイの終点には大蔵省があるため、公務員のハイソなタイ人を中心に平日の夜もにぎわいを見せています。

そんなソイアーリーでは最近日本食ブームが起きているようで、寿司屋を中心としたお店がどんどんオープンしています。数えてみるとなんとこの通りだけで日本食店が7店舗。そのうちの5店舗が寿司屋です。

アーリーで流行している日本食店は一体どんな店なのか?今回は、ソイアーリーを散策してみました。

まずソイの入り口付近には寿司屋が3店舗も密集しています。店名はそれぞれ「改善」「創作」「真正」と漢字を用いて日本っぽさを出しているようですが、どれもタイ人が経営している店のようです。どのお店も「寿司」と大きく看板が出ているわけでなく、一見すればなんのお店か分かりにくいですが、お店の入り口がさりげない感じも、アーリーにあるお店の特徴です。

そういえば、ソイ2の少し奥に「Tokyo Bike」という一軒家を改装した高級自転車の店を発見しました。タイ人の間では、こういった日本の地名や漢字を使うことでブランド感を出しているようです。

どのお店にも職人が中で寿司をにぎる立派なカウンター席があり、これもまた本物っぽさを出しているのでしょう。 ためしにこのうちの一軒、「創作」に入って400バーツほどのお任せセットを注文してみました。やってきた重箱の中の寿司は、なんと半分以上がサーモンです。その他、カニカマのマヨネーズあえの軍艦巻き、アナゴ、玉子の握りと、どれもタイ人好みのチョイスです。

見た目はなかなかですが、シャリの酢が効いていないのと、刺身のきり方が分厚くていまいちシャリとうまく合いません。本物の寿司とはほど遠いですが、店内はどこも混み合っていて、タイ人にとっては合格ラインのようです。

アーリーでは珍しい日本人がオーナーのお店を発見し、話を聞くことができました。

ソイ2入口からすぐのところにある「薫茶(かさ)」という日本料理店。正面はこちらもさっぱりしていますが、中はソファ席などもあり高級感とカジュアル感があります。

ここのオーナーは以前スクムビットで日本食店を開いていましたが、知り合いのタイ人に以前はバーだったこの場所を紹介されて、お店を始めたそうです。

アーリーで寿司屋が流行っている理由のひとつとして、この店のタイ人客の場合も、ほとんどが注文するのが刺身やサーモンで、それさえあればいい位の注文率とのこと。

例えば、サラダも新鮮なシャキシャキ感を残して提供しても「固い」とクレームが来るなど、日本の味をそのまま理解してもらうのは難しいと日本人オーナーは語ります。

そんななか、日本の正統派ラーメンをタイ人向けにアレンジせず勝負しているのがソイ4の「豚珍館」。

ソイ4からしばらく歩いた左側、ポツンと建っている一軒屋の1階にあり、こんなところにラーメン屋!と驚きます。

豚珍館はスクムビットのソイ22に本店を構え、日本人にもファンの多いラーメン店ですが、支店を持ちたいとのことで1年前に開いたのがこのアーリー店です。

アーリー店は駅から少々離れている一軒家の家賃は一ヶ月8万バーツ程。

お客の割合はタイ人が7割、欧米人が2割、残りの1割が日本人。場所柄、通りかかりの人がふらっと立ち寄ることはあまりなく、口コミでやってきたリピーターがほとんどとのこと。

客層は若者グループや家族連れなど様々ですが、仕事帰りに立ち寄るタイ人サラリーマンや共働きのカップルの割合がどんどん増えてきているそうです。

人気メニューは塩ラーメンとタンタン麺で、意外にも正統派のシンプルなラーメンがきちんとタイ人に受け入れられています。

このようにちょっとした日本食ブームが起きているアーリーエリア。タイ人向けにアレンジしたお店がほとんどですが、ターゲットとなるタイ人は富裕層~中間層なので、最近の日本旅行ブームにのって、本物の味を求めるタイ人が徐々に増えてくるかもしれません。

また、アーリー界隈のお店というと、味だけでなく雰囲気や内装、コンセプトなど総合的な店つくりが重要なようで、正統派の日本食店もいいですが、ちょっとひねった沖縄料理店やお好み焼き屋などがあったらウケそうです。

 

2014年11月5日 タイ自由ランド掲載

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