やはりキングパワーが強い!入札に敗れたロッテは・・・


やはりキングパワーが強い!入札に敗れたロッテは・・・ やはりキングパワーが強い!入札に敗れたロッテは・・・

スワンナプーム空港のデューティーフリーショップ(免税店)は、今まで独占権を得ていたキングパワー社がそのまま継続することになる模様で、入札2番手だったバンコクエアウェイズとロッテの連合は敗れ、地方3空港のプーケット、チェンマイ、ハジャイ空港でのデューティーフリーショップの権利も同じく、キングパワー社が勝ち取る見込みで、こちらでは入札3番手だったロッテ連合はまた、事業を獲得できない見込みです。

今回、キングパワー社の独占が崩れ、他の企業がデューティーフリーショップの権利を獲得するかが焦点でしたが、結局、タイの純粋な大手企業がそのまま継続する見込みで、世界で免税店を運営するロッテは、それに食い込むことはできなかったことになります。

空港の事業権を狙っていたロッテは、2年前にラマ9世通りとペップリー通りの間にあるショッピングモール「ショーDC」に免税店をオープンしており、現在の様子を見に行ってみましたが、こちらも戦勝記念塔近くのランナム通りにあるキングパワーの免税店と大きく明暗を分けていました。
ショーDCは、韓国がテーマのモールで、約4万㎡の広い売り場面積に、韓国のブティックやコスメ店、ロッテの免税店、韓国料理店などが入居し、Kポップアイドルのコンサートも出来る劇場も併設された、大型モールです。

MRTペッブリー駅の1番出口を出ると、目の前の駐車場に、ショーDC行きのシャトルバスが停まっており、渋滞していなければ、10分弱で着きます。バスは30分おきに出ています。

平日の夕方から夜にかけて行ってみましたが、休館日かと思うほどの、静けさでした。

驚いたことに、モール内の半分以上はテナントが入っておらず、営業している店舗も開店休業状態です。
中心となるエスカレーターホールには、電光掲示板が輝き、Kポップが流れていて、かろうじてショッピングモールの明るい雰囲気を出していますが、その時間帯に居た客の数より、モールのあちこちに貼られた韓流スターの写真の方が、多かったかもしれません。

モールの目玉となるはずだったロッテ免税店は、法的な問題で、海外有名ブランド品を置けなくなったことが誤算でした。

2階と3階に確保された免税店売り場は、現在2階は閉鎖され、3階で細々と韓国とタイのコスメを売っており、免税店とは名ばかりの状態です。

観光バスで来た観光客がショーや食事を楽しみ、免税店で大量の買い物をする青写真を描き、オープン前は1日10万人の来客を見込んでいたようです。そのため大型バスが何台も横付け出来るバスターミナルは非常に立派です。

免税店と劇場を併設し、観光客にショッピングとエンターテイメントを一箇所で提供する、旅行者向けのショッピングモールは、悪いアイデアではなかったと思いますが、肝心の免税店が機能していなければ、話になりません。

スワンナプーム空港近くには、年内に高級ブランド品などが集結するアウトレットモールが、2店舗オープン予定で、中国人をはじめとする外国人旅行者の獲得競争は、益々激しさを増して行くでしょう。

ショーDCは、大きな岐路に立たされていると思われます。

2019年6月20日 タイ自由ランド掲載

 

 

コメント

  1. イベントがあるときは、そこそこの集客があるようですが、大きなテコ入れをしないと、このまま消滅してしまいそうです。何か起死回生のアイデアがあるのでしょうか。

  2. BTSからも地下鉄から歩いて行くには遠くいので、集客が厳しい大型モールですがスポーツ用品やウェアのアウトレットショップが品揃えが多くて一部の店舗だけ人が集まっています。1階はまだいい方で上にあがるほど、空きテナントが多いようです。