Tag Archives: 外国人労働者

タイの中央警察、軍隊、保護局など100人近くがラチャダーピセック通りにあるソープランド「ナタリー」に6月7日午後、乗り込んだ。客待ちの女性ら119人を拘束し、そのうち6人は18歳未満であることがわかった。1人はタイ人で残りは外国人。

また、全体の女性のうち過半数は外国人で、ミャンマー人やラオス人などが働いていた。

「18歳未満の女性が働いている」という通報により、内偵捜査を1カ月ほど行い、現場に踏み込んだ。

営業のために地元のフワイクワン警察署などに支払っていたワイロが書かれた帳簿なども合わせて押収した。

同店では、客は主に中国人旅行者などで、ラチャダーのホテルに宿泊し、やって来る中国人が多かったという。

 

2016年620日 タイ自由ランド掲載

->タイのニュース


 

->タイのニュースの情報

->外国人労働者の情報

外国人労働者の取締り強化

スクムビット界隈にある日本料理店では、ミャンマー人の従業員を雇っているところも多い。「タイ人よりもよく働くし文句も言わない」と、ある日本人オーナーはいう。この場合は、外国人労働者として正規に労働許可証を取っていることもあるが、それなしで働いている外国人も多い。

その場合、管轄の警察署の警官が見回りに来て、「許可がないミャンマー人を雇っている」として、毎月、3000バーツなどを上納しているケースもある。

さて、今回、チャイナタウン(ヤワラート)で捕まったケースでは、外国人労働者が路上で揚げ団子を売っていた。これは60歳のカンボジア人。また、手押しの移動車で豆乳を売っていたのは26歳、19歳、19歳のミャンマー人3人。彼らは手持ちのステッカーを差し出して警官に見せたが応じなかった。

捕まった19歳のミャンマー人によると「タイに来て3年。以前はバンナーで塗装の仕事をしていて1日350バーツだった。ヤワラートに移ってきて豆乳売りをして1ヵ月たつ。朝7時から夜7時まで、1日500バーツの収入になる。売れるだけ収入になるのでやりがいがある。

雇い主からステッカーを渡され、「警官が何か言ってきたらこれを見せるように、と渡された」という。

おそらくは、雇い主は定期的に地元の警察に外国人労働者の件でお金を渡しており、本人らにステッカーを渡し、それを見せて逃してもらえる状況をつくっていたと思われる。

最近のニュースで外国人労働者の件がよく取り上げられ、地元の警察だけではなく、中央警察なども関心を示しているため、「地元へのワイロ」が通じなくなり、捕まったと推測される。

さきの日本料理店と今回の物売りの違いは「タイ人の仕事を奪っている」という点で、料理店の従業員はタイ人の成り手がおらず、ミャンマー人にたよっており、タイ人の仕事を奪っているとは言えないだろう。

しかし、ヤワラートの道路で豆乳を売るというのは、近所でドリンク類などを売るタイ人と競合することにもなり、そういったタイ人の収入を奪っている、ともいえるため通報されて捕まり、強制送還という形となる。

 

2016年620日 タイ自由ランド掲載

 

->タイのニュース


 

->タイのニュースの情報

->外国人労働者の情報

 

人手不足はタイも日本も同じようである。バンコクでは若いタイ人が1ベッドのコンドミニアムを購入し、なかなか子どもをつくれない、という状況も増えている。日本のように、子ども1人目に月々いくら、というのもタイでは将来的にあるかも知れない。

少子高齢化は日本が先を少し行っているが、タイでも今、起こりつつある状況だ。

そんななか、バンコクでは、日本人オーナーの料理店などではミャンマー人のスタッフが雇われ、マッサージ店などもミャンマー人などが増えている。ロータスにあるフードコート内のおかず屋さんにもミャンマー人は働いており、まさにタイ人社会で足りないところをおぎなっている感じがある。

そういうところはタイ人のうまさかも知れない。日本のようにここまでは外国人労働が可能とか、まず線引きをして、そこから入れていく、というのではなく、足りないからまず入れる、という柔軟さだ。もちろん、他国と陸続きか、島国かという違いはあるが、足りないから流入している、という状況で、以前は日本人の店などに地元の警察官が乗り込み、ミャンマー人が働くためのワイロを請求していたが、これだけミャンマー人が浸透してくると、どうなるのだろう。

タイでは外国人労働者としての枠に「ミャンマー人、カンボジア人、ラオス人」を入れているが、彼らには1~2年までの期限付きで労働許可が出されており、そういう制度が今後はもっと緩和されていくのだろう。

先日、ファミリーマートに行くと、レジで前の客が「あそこのタバコ!」などと注文していて、その会話がうまく成り立たないようなので、客はミャンマー人?と思ったが、店を出て連れのタイ人が「こんなところにもミャンマー人が働いているんだね!」と言い、レジで応対していたのがミャンマー人だというのがわかった。そういえばセブンイレブンなどではまだミャンマー人のスタッフを見ていないが、近い将来、そういうことになるのだろう。(M)

 

2016年2月5日 タイ自由ランド掲載

->タイ関連コラム

->タイ関連コラムのtagページ