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9月27日アジアプロレスサミット サワディカップ開催

9月27日にシーコンスクエア3階で行われるプロレスの興行「アジア・プロレス・サミット 第一回サワディ・カップ」では、タイ、日本のほか、シンガポール、香港、台湾、イギリスからも選手が参戦。観戦無料で全5試合を予定している。アジアの選手が一堂に会して行うイベントはこれがはじめてという。

撮影コーディネート・イベント企画コーディネートの会社を経営する吉本昭雄さんは、サワディ・カップ実行委員として、プロレスという文化が、まだ根付いていないタイにプロレスを普及するという大きなチャレンジに情熱を燃やしている。

最初にプロレスの興行をバンコクで行おうと思ったきっかけを聞くと「11年前に遡りますが、タイでプロレスはウケるに違いない!タイでプロレスを普及させて、ひと儲けしようというイヤらしい考えでした。そこからはじまりました」と苦笑した。

11年前は結局、興行を立ち上げた挙句に中止という形で終わり、その時の悔しさを、その後の活動のモチベーションとしていたが、リベンジに突き進んでいく中で、吉本さんの心は変わっていったという。

「様々な人と出会い、ふれあい、話を聞いていくうちに、彼らのプロレス愛に触れ、自分も彼らの愛に巻き込まれたくなりました」

今の原動力はもはや金儲けとはかけ離れていて、ただプロレスをタイで広めたいという気持ちの純度が高まっていると話す。

目指すものは、タイでプロレスが根付きブームになること。今回のイベントは、タイだけでなくアジア全体に広がるプロレス・ムーブメントを更に盛り上げるべく、バンコクがアジアのプロレスの中心地となれることを目指していく為の大会という。

アジア各国ではプロレスの芽が出始めており、タイを拠点とする初のプロレス団体「我闘雲舞(ガトームーブ)」は、日本の女子プロレスラー、さくらえみ選手が2012年に旗揚げした。

今年、吉本さんがリングを日本から輸入するまではリングもなく、予算もなく、もちろんテレビ中継はおろかメディア露出がゼロに近い状態だったというが、地道にファンを増やしてきた。

「リングが来ただけで、すぐにプロレスが普及するということはないですが、1つのプラス要因にはなっていると自負しています」

香港では我闘雲舞よりも早くにプロレス団体が立ち上がり定期的に大会を行っており、シンガポールにはSPW,台湾には新台湾プロレスという団体がある。

「アジアの選手が戦いを通じて、切磋琢磨し友情や様々な感情が生まれる瞬間があると思います。この大会を毎年開催することでアジアのプロレスラーたちが存在を確かめ合える、まさにアジアプロレスサミットと言える大会にしていきたい」と吉本さんは熱く語る。

日本以外のアジアのプロレスラーは、ほぼ全員、プロレスが職業とは言えない状態という。皆が本業を持っていて、趣味というか、むしろ本業を休まねばならない時があったり、それぞれの選手が大変な中、自分のプロレスを信じて頑張っている。

「彼らがプロレスだけで食べていけるような状況になる為のサポートが何よりも必要です。サポートと言っても自分や有志がお金を出し合って、というものではなく、プロレスがビジネスになる為の道を作る。これが私の最も大きな使命だと思っています」

吉本さんは、日本ではかなりなくなってきているが、プロレスについて、暴力、いじめを助長する、野蛮なスポーツと未だ偏見があるように感じるという。しかし実際にプロレスを見てもらえれば、おかしな偏見は排除出来ると信じている。

プロレスの見方は人それぞれで、何通りもあるので、初めてプロレスを見る人は、予告編やレビューを見ないで映画を見るような感じで、何も事前の学習をせず気軽に足を運んでもらえばいいそうだ。

「サワディ・カップを通じてプロレスの楽しさや醍醐味を感じてもらえたら嬉しい」と話す吉本さん。かつて力道山やタイガーマスクを中心に起こった日本のプロレスブームとは違った予想出来ない形のプロレスブームが、タイの地で起こる日を待っている。

2016年9月5日 タイ自由ランド掲載

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