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フジ・スーパーに行くと、くだもの売り場では、広いスペースを取ってマスクメロンが置いてある。それを買うのは最近、結構、楽しみだが、売り場をよく見てみると、メロン・イープン(ジャパン・メロン)のほかに、モラコット・メロン(エメラルド・メロン)、メロン・ソム(オレンジ・メロン)、メロン・シー・キアオ(グリーン・メロン)などと書かれており、それでも全体的には外皮は網目になっており、メロン・イープンの網目が一番きれいなように見え、値段も高い。

この日、買ったのは、1㌔185バーツのメロン・イープンで、1個は223・75バーツだった。「夕張マスクメロン」のシールが貼ってあるから、日本の有名産地の輸入メロンだろう。もう常連だが、家に帰って冷蔵庫で1~2日冷やして食べると、とっても甘くておいしいのだ。

以前はこの手のメロンがタイで1000バーツ以上はしていたと思うが、最近は日本から直送のこのマスクメロンが200~300バーツ台に下がっており、在タイの日本人にも買いやすくなっている。

ローカルのスーパーでは、ロータスなどでも「日本のマスクメロン」として売り出されており、タイ人にも一般的に食べられるようになり、そのおいしさがタイ人にも知れるところとなっている。

そもそも、タイ人が最近、よく使っている「メーロン」という外来語は、おそらくは日本から来たメロンを総称して使っているのだろう。「メーロン・イープン」とも言われるが、そういう風に言うと、価値が上がるような感じになるのだ。

以前、タイ人は「テーン・タイ」と、日本でいうメロンのことを総称して呼んでいた。あるいは「カンタロープ」と今でも呼んでおり、「カンタロープ」と「メーロン」は違うのだ。

カンタロープというのは、「ヨーロッパ南部、アメリカ、タイなどで露地栽培される赤肉種のマスクメロン」のことで、タイ人がカンタロープと言っているのは果肉がオレンジ色で、外皮がツルツルのものだろう。一方、最近、一般的になった「メーロン」というのは、外皮に網目がついたもの、という分け方だ。

ところで、最近はこのメロンがタイ人の間でも人気で、農家ではメロン栽培に切り替える人も多く、ブームとなっている。

バンコクから近いスパンブリー県内でも、以前はさとうきびやキャッサバを植えていた農家グループが、メロン栽培に切り替え、収入増が実現しているという。1年で3回は出荷でき、1個は1.5~2㎏ほど。1㎏当たり50~60バーツが卸価格だ。地元のマクロなどに出荷しており、「日本メロン」といううたい文句で需要が高いという。

一方、ピサヌローク県でも、これまで米を作っていた農家らがメロン栽培に切り替え、地元のスーパー、ロータスなどが買い取りに協力してくれており、少ない水で育てられるのが利点という。

メロンというとやはり、その甘さが重要で、タイの農家が出荷したものでも、最近、安くで出回る日本直輸入ものと競うことになるのだが、タイでは果物に関して、あまりにも甘いと、「糖分を注射器で注入したのでは」と言われるため、それにあたるのが例えば、すいかであったり、パイナップルであったりするが、メロンでもそういった競争に陥らないよう、願いたいものだ。

2016年10月20日 タイ自由ランド掲載

 

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