タイ国内交通網整備

路線駅とリンクする開発

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都心での大型の開発では、路線網の整備とともに駅近に開発が計画されており、特長的なのはスクムビット通り周辺、アソークからラチャダーピセック周辺、そしてチャオプラヤー川沿いに大きく分けられることだ(右図参照)。

まず、日本人も多く住むスクムビット通り周辺では、エンポリアムに続いて昨年、エムクオーティエがオープンし、さらにザ・モール・グループによる3つ目の「エム・スフィアー」が2~3年後のオープンを目ざし、ベンチャシリ公園の横からスクムビット・ソイ22にかけて建設が始まっている。商業施設やオフィス、住まい、ホテルなどが建設される予定で、この完成でBTSプロンポン駅前の3つのプロジェクトが完結する。

続いて、BTSプンナウィティー駅から歩いてすぐの「WHISDOM101」は、43ライの敷地で100億バーツ以上をかけて建設されており、すでにその中に入る高層コンドミニアム3棟のうち1棟は販売されている。

こちらはCPグループのマグノリア社による開発で、以前あったピヤロム・スポーツクラブを引き継ぐかのようにリゾート風のプールやスポーツ施設なども盛り込まれている。

そのほか、BTSバンナー駅からすぐのバンナー交差点の、何と100ライの敷地で、ザ・モール・グループが「バンコク・モール」を開発する予定だが、まだ本格的な工事には入っておらず、今後2~3年後のオープンを目ざすと見られる。200億バーツをかける大がかりなもので、エンポリアムやサイアム・パラゴンで実績がある同グループだから、バンナー入り口のシンボルとして期待されている。

このように、スクムビット通り周辺の開発により、さらにBTSスクムビット路線の混雑は加速されるだろう。

一方、アソークからラチャダーピセック通りにかけては、地下鉄のアソークからラプラオ駅にかけての開発が主で、まず、エアポートリンクのマッカサン駅周辺の開発「マッカサン・コンプレックス」が上げられる。周辺497ライに及ぶ敷地で、そのうち民間の企業による開発が317ライに及び、公園、緑地150ライ、博物館30ライを予定しており、今年中には民間企業が決まる見込みだ。

将来的にはスワンナプーム空港へのチェックインカウンターなども再度、計画されており、まさしくターミナル駅として変ぼうすると見られるが、おそらく4~5年のちということになるだろう。

またすぐ近くの旧日本大使館の場所11ライでは、シンハービールのシン・コーポレーションのグループ会社、シン・エステートによる初めての大型の不動産開発物件「シンハー・コンプレックス」がすでに建設が始まっており、100億バーツをかけて商業施設、高層オフィスビル、コンベンションホールなどができる予定で、来年の完成を目ざしている。この場所はスクムビットに多く住む日本人が気軽に出かけて行ける場所だろう。

そのほか、ラチャダーピセック界隈では、グランドラマ9世のプロジェクト内でアジアで一番高いスーパータワー125階が建設されており、2020年の完成を目ざしている。

ラチャダーピセック通りでは、地下鉄タイ文化センター駅からミンブリーに伸びる路線、そしてラプラオ駅からシーナカリン、サムローンにまたがる路線が計画されており、まさに4~5年後には新都心として交通、経済の中心地としての飛躍が期待されている

一方、チャオプラヤー川沿いでは、整備計画が順次進んでいるが、来年に完成が見込まれているアイコン・サイアムは川沿いで500億バーツにのぼるプロジェクトで、CPグループの開発によるもの。

観光客を呼び込むアトラクション会場などのほか、商業施設、会議場、博物館などが盛り込まれ、目玉は日本のデパート、高島屋の進出。サイアム高島屋として出店する。そのほか、70階と40階のコンドミニアム2棟などが建設される。

一方、各路線が集まるターミナルとして注目を集めるバンスー駅。周辺の広大な敷地で開発が始まっており、将来はバンコク一番のターミナル駅として認知されるだろう。周辺にはBTSモーチット駅、そしてチャトチャクなどもある。

そのほか、ルンピニー公園横で、日本大使館と隣接する旧ナイトマーケットは88ライに及び、TCCグループによる開発が決まっているが、まだ具体的には動き出していない。

景気低迷で開発を先延ばしするところもあるが、路線整備についてはタイ政府が主導している部分もあり、早急な整備を目ざし進行しており、それにつられる形で、駅周辺の開発なども行われているといえるだろう。

 

2016年1月20日 タイ自由ランド掲載


 

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